風ちゃんの治療法について、高槻の動物病院へ行ってきました。
先日、その動物病院の獣医師さんがおっしゃっていたように
犬の腎細胞がんの治療法に関しては、まだまだ未知だということです。
犬に多いがんといえば、
●乳腺腫瘍
●脂肪腫
●骨肉腫
●リンパ腫
●肛門周囲線腫
あたりらしく、これらは抗がん剤を使うにしても、どの抗がん剤が効果があるのかなど
ある程度のことがわかっているようですね。
でも、腎細胞がんは、データがほとんどないらしいのです。
なので、人間の腎細胞がんについても、調べてくださっていました。
獣医師さんいわく「このがんは、外科的手術。つまり摘出することが最優先です。
でも、すでに風ちゃんは、これは終わっていますよね」
「実際、今までの抗がん剤で、効果が実証されているものがないようなので、
この他の、薬物療法をあげてみました。3種類ほどあります。」
ここでは、抗がん剤治療は、勧められませんでした。
●免疫療法
人間の場合は、インターフェロンαを使い、15~20%の患者に有効です。
これに似ているもので犬用のものいうと、アトピー性皮膚炎の薬で、イヌ・インターフェロンγというものがあります。効果が実証されているわけでは、ありませんが
いくつかの腫瘍に効果が感じられたという症例があります。
副作用は、一時的に、嘔吐、軟便、食欲不振、元気喪失など。
●分子標的治療
今まで、腎細胞がんに効果がある抗がん剤というものがなかったのですが、最近開発されて
注目を浴びているのが、分子標的薬。人間では、副作用も少ないそうですが、犬に対して行った症例が見当たらず、使用する場合は実験的になります。
また、費用もとても高額になります。さらに、人間用の薬なので動物病院で入手できるかまだ不明で、現状では現実的でない状態です。
●COX-2阻害薬(ピロキシカム)
腎細胞がんに対する効果は不明だが、膀胱がんに対しては、古くから使用されている薬。
学会で一例だけだが、腎細胞がんの犬に投与し、長期生存が可能であった発表があった。
副作用は、あまりないが腎毒性に注意。
これらを参考に、検討してくださいとのことでした。
また、薬物療法をするかしないか・・・に関わらず、転移の有無の定期チェックは必要とのこと。
もちろん、私もこれには同感です。
最初は、月1回、血液検査、尿検査、エコーをし
大丈夫なら、隔月1回に。
そして、半年ごとに、VRセンターのCTで全身スクリーニング。
これをやっていこうと思います。
実は、私の方も「犬 腎細胞がん」で調べるのは、もちろん
人間の腎細胞がんについても、調べていました。
これによると、犬の場合もそうでしょうが、人間の場合も、症状が出るころには、かなり進攻している場合が多く、とてもみつけにくいがんのようです。
人間の場合は、
初期の第1ステージが、最大径が7.0cm未満で、腎に限局する腫瘍。
第2ステージは、最大径が7.0cm以上で、腎に限局する腫瘍。
風ちゃんは、人間ではないのでこれにきちっと当てはまるわけではないですが
病理検査の診断書には、腫瘍の大きさの記載がなく
「腎臓から形成された曩胞壁の一部に、腫瘍性の病変が形成されています」と書かれています。
つまり、かなり小さい腫瘍が、腎臓が作った袋の壁の内側にへばりついていたってことよね。
ということは、人間でいうと第1ステージ?!
獣医さんは
「風ちゃんは、腫瘍の境界は明確で、脈管内浸潤像は、認められません。となっていますね。
ということは、摘出した袋の外側は、大丈夫だったということです。
心配されるのは、50~60%の転移性ですよね。でも、このがんは、かなり侵攻してからみつかることが多いので、どの段階の率なのか・・・・・」と
おっしゃっていました。
人間の腎細胞がんのサイトを見ていると
「最近、腎がんは非常に小さく早期で発見されるようになり、治療成績は、T1程度のがんでは90%以上治癒しています。しかし、5cm以上の大きな腫瘍や、転移のある腫瘍の成績は劣ります。」
とありました。
となると、風ちゃんもまだ期待できるかも。
この他「ドライフードではなく、免疫力を高める手作り食にトライしてみるという方法もあります」と、参考の資料もくださいました。
発がん性の可能性がある酸化した食べ物を避け、新鮮で抗酸化作用のある食品を与えるというものです。
人間の場合も、再発予防には、食事による免疫力の活性化が肝要。食事の見直しを勧められることが多いようです。
ざっと、この内容を風パバに報告。
インターフェロンも、分子標的薬も、将来転移がみつかった場合に考えればいいのでは。
その段階だと、その腫瘍に効果があるのか確かめながらできるけれど、今はやっても・・・と
いうことになりました。
COX-2阻害薬(ピロキシカム)に関しては、今の段階では保留。
やはり腎毒性が気になるので、次の血液検査で腎臓の数値を見てから、判断したいと思っています。
そして、手作り食への切り替えのことを話したら
「そんなん、せんでええ。今まで通り、普通に暮らすのが一番や」と風パパ。
その時は「えっ?!なんで?!」って思ったけれど
きっとそれは、私への思いやり・・・・。
一生懸命、頑張り過ぎてしまう私の性格をわかって、無理してしまうだろうと思って・・・。
でも、昨夜はドライフードのトッピングとして、手作りも入れたんですけどね。
納豆、オクラ、キャベツ、エノキ、シメジ、ししゃも、鰹節が入っています。
風ちゃん、全部ペロリと食べてくれました。
今日のオマケ。昨日の朝の散歩で撮影した風鈴動画です。
雑種犬 エロ風ちゃんから逃げろー!
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先日、その動物病院の獣医師さんがおっしゃっていたように
犬の腎細胞がんの治療法に関しては、まだまだ未知だということです。
犬に多いがんといえば、
●乳腺腫瘍
●脂肪腫
●骨肉腫
●リンパ腫
●肛門周囲線腫
あたりらしく、これらは抗がん剤を使うにしても、どの抗がん剤が効果があるのかなど
ある程度のことがわかっているようですね。
でも、腎細胞がんは、データがほとんどないらしいのです。
なので、人間の腎細胞がんについても、調べてくださっていました。
獣医師さんいわく「このがんは、外科的手術。つまり摘出することが最優先です。
でも、すでに風ちゃんは、これは終わっていますよね」
「実際、今までの抗がん剤で、効果が実証されているものがないようなので、
この他の、薬物療法をあげてみました。3種類ほどあります。」
ここでは、抗がん剤治療は、勧められませんでした。
●免疫療法
人間の場合は、インターフェロンαを使い、15~20%の患者に有効です。
これに似ているもので犬用のものいうと、アトピー性皮膚炎の薬で、イヌ・インターフェロンγというものがあります。効果が実証されているわけでは、ありませんが
いくつかの腫瘍に効果が感じられたという症例があります。
副作用は、一時的に、嘔吐、軟便、食欲不振、元気喪失など。
●分子標的治療
今まで、腎細胞がんに効果がある抗がん剤というものがなかったのですが、最近開発されて
注目を浴びているのが、分子標的薬。人間では、副作用も少ないそうですが、犬に対して行った症例が見当たらず、使用する場合は実験的になります。
また、費用もとても高額になります。さらに、人間用の薬なので動物病院で入手できるかまだ不明で、現状では現実的でない状態です。
●COX-2阻害薬(ピロキシカム)
腎細胞がんに対する効果は不明だが、膀胱がんに対しては、古くから使用されている薬。
学会で一例だけだが、腎細胞がんの犬に投与し、長期生存が可能であった発表があった。
副作用は、あまりないが腎毒性に注意。
これらを参考に、検討してくださいとのことでした。
また、薬物療法をするかしないか・・・に関わらず、転移の有無の定期チェックは必要とのこと。
もちろん、私もこれには同感です。
最初は、月1回、血液検査、尿検査、エコーをし
大丈夫なら、隔月1回に。
そして、半年ごとに、VRセンターのCTで全身スクリーニング。
これをやっていこうと思います。
実は、私の方も「犬 腎細胞がん」で調べるのは、もちろん
人間の腎細胞がんについても、調べていました。
これによると、犬の場合もそうでしょうが、人間の場合も、症状が出るころには、かなり進攻している場合が多く、とてもみつけにくいがんのようです。
人間の場合は、
初期の第1ステージが、最大径が7.0cm未満で、腎に限局する腫瘍。
第2ステージは、最大径が7.0cm以上で、腎に限局する腫瘍。
風ちゃんは、人間ではないのでこれにきちっと当てはまるわけではないですが
病理検査の診断書には、腫瘍の大きさの記載がなく
「腎臓から形成された曩胞壁の一部に、腫瘍性の病変が形成されています」と書かれています。
つまり、かなり小さい腫瘍が、腎臓が作った袋の壁の内側にへばりついていたってことよね。
ということは、人間でいうと第1ステージ?!
獣医さんは
「風ちゃんは、腫瘍の境界は明確で、脈管内浸潤像は、認められません。となっていますね。
ということは、摘出した袋の外側は、大丈夫だったということです。
心配されるのは、50~60%の転移性ですよね。でも、このがんは、かなり侵攻してからみつかることが多いので、どの段階の率なのか・・・・・」と
おっしゃっていました。
人間の腎細胞がんのサイトを見ていると
「最近、腎がんは非常に小さく早期で発見されるようになり、治療成績は、T1程度のがんでは90%以上治癒しています。しかし、5cm以上の大きな腫瘍や、転移のある腫瘍の成績は劣ります。」
とありました。
となると、風ちゃんもまだ期待できるかも。
この他「ドライフードではなく、免疫力を高める手作り食にトライしてみるという方法もあります」と、参考の資料もくださいました。
発がん性の可能性がある酸化した食べ物を避け、新鮮で抗酸化作用のある食品を与えるというものです。
人間の場合も、再発予防には、食事による免疫力の活性化が肝要。食事の見直しを勧められることが多いようです。
ざっと、この内容を風パバに報告。
インターフェロンも、分子標的薬も、将来転移がみつかった場合に考えればいいのでは。
その段階だと、その腫瘍に効果があるのか確かめながらできるけれど、今はやっても・・・と
いうことになりました。
COX-2阻害薬(ピロキシカム)に関しては、今の段階では保留。
やはり腎毒性が気になるので、次の血液検査で腎臓の数値を見てから、判断したいと思っています。
そして、手作り食への切り替えのことを話したら
「そんなん、せんでええ。今まで通り、普通に暮らすのが一番や」と風パパ。
その時は「えっ?!なんで?!」って思ったけれど
きっとそれは、私への思いやり・・・・。
一生懸命、頑張り過ぎてしまう私の性格をわかって、無理してしまうだろうと思って・・・。
でも、昨夜はドライフードのトッピングとして、手作りも入れたんですけどね。
納豆、オクラ、キャベツ、エノキ、シメジ、ししゃも、鰹節が入っています。
風ちゃん、全部ペロリと食べてくれました。
今日のオマケ。昨日の朝の散歩で撮影した風鈴動画です。
雑種犬 エロ風ちゃんから逃げろー!
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