鳥取・東エリアの続きでーす。
山の中のログコテージを後にした私たちは、
まず近くの観光スポット?!
標高430mの山の中にある「板井原集落」ということろへいきました。
集落自体は、風鈴にとって「別にぃ~」って感じだったけど
散策道と小川がよかったのよね。
この頃になると、すでに午前11時で、徐々に暑さがましてきました。
だから、必然的にこうなるよねー。
川からあがった雑種犬ふう
まだ、あの大手術から、1カ月も経っていないのに
こんな元気な風ちゃんの姿が見られて、思わずうれしくなりました。
風と鈴が楽しければ、私もうれしいし・・・・。
しかし、今回の旅でとても困ったのが、私たちのお昼です。
前日は、唯一のコンビニをみつけて、そこでおにぎりを買ったのでよかったけれど
山の中はもちろん、集落など、少し町の中を走っていても、開いている飲食店がみあたりません。
というか、店自体がほとんどないんです。
お盆ということもあるだろうし・・・。
そこで私たちは「観光スポットなら、食べることろがあるはず」と思い
氷ノ山(ひょうのせん)
に向かいました。
ここは、山だから下界よりは涼しいだろうし、複数の施設があるので
きっと何か売っているはず・・・。
たしか、ハイキング道もあったはず・・・。
お昼近くなると、気温が上昇。さらに昨日降った雨で湿度が高く
むしむししていて、ハイキングどころじゃない感じ。
さっさと、お昼を済ませて、おいとましようと思いました。
でも「ふれあい館」には、食べ物の販売はなく、自販機で飲物だけをゲット。
少し下に「宿泊棟」があるというので、そちらにレストランがないか見に行ってみました。
すると、食堂らしきものはあるんですが
大学の体育会の合宿中みたいで、食堂は運動部の学生で満杯。
一般の人が入れる雰囲気じゃなかったので、すごすごと戻りました。
「しかたがない、ここから山崎インター方面に走りながら、開いている店に寄ろう」ということになり、車を走らせました。
でも、全然店がないんですよねー。
山の中をかなり走って、やっと店を発見。
「流し素麺」の文字が・・・。
車が駐車場に溢れるほど止まっていて、
店から続く、家族連れの長蛇の列にビックリ。
ここだけ、人口密度が、梅田や難波の繁華街なみになっている。
「こりゃ無理や・・・」と風パパ。
さらに走っていると、もう一軒「流し素麺」と書かれた店が。
しかし、こちらも長蛇の列。
またも断念して、車を走らせました。
店自体少ないけれど、開いている店に客が集中してしまうのね。
これもお盆時期の特徴かしら・・・・。
地図を見ると、随分先に道の駅がある。
なんとかそこで、お昼にありつきたい。
そう思って、車を走らせ、14時半頃やっと最初の道の駅に着きました。
農産物などは販売しているけれど、おにぎりやお弁当などはなく…。
(まぁ、この時間なので、すでに売り切れたのかもしれないけれど)
ただ、うどん屋さんがあったので、そこでサクっと食べることにしました。
しかし、かなり暑かったんですよね。
問題は、私たちが食べている間、風鈴をどうするか。
ZIPPEI兄弟のこともあるし、車に残して置くことは、熱中症になる危険が・・・・。
お店に連れて入るわけにもいかないし・・・。
今までは、こういう場合、お店の人に了解してもらい
お店の中から、見える日影に繋がせてもらうということが、何度かありました。
でも、今回は、そういう場所が見当たらず
道の駅の販売所の裏側の、人あまりが通らなさそうな日影の柱に、風と鈴を繋いで
大急ぎで、うどんを食べて戻ってくることにしました。
「不安に思うかもしれないから、念のため、メッシュクレートに入れておこうか?」と
言ったけれど、
「こそまでせんでいい」と風パパに却下され
結局、柱に繋いで行くことになりました。
食べ終わって、私はダッシュで風鈴のもとへ。
風パパは、のんびり販売されている農産物を見ながら歩いているようです。
柱のうしろをひょっとのぞくと、風ちゃんがニコニコ顔で待っていました。
あれ? 鈴ちゃんは、風ちゃんの後ろで伏せちゃっているのかしら?
最初は、姿が見えない鈴のことをそう思っていました。
しかし、次の瞬間見たのは
とてもショッキングな光景。
繋いだリードと、鈴ちゃんの首輪だけがそこに残されていたのです。
「えっ? 鈴ちゃんがいない」。
今までも、数々のイリュージョンを起こしてきた鈴が、なんと今度は首輪抜けをしてしまった。
「しんちゃん、りんがおらへん!!」と私は叫びました。
(しんちゃんとは、風パパのことです)
でも、振り返っても、風パパの姿もありません。
もう、この大変な時に、どこへ消えちゃったの。
焦りまくる私。
まず、風の繋いでいたリードを解除し、鈴のリードと首輪も手に持って、
鈴がいないか当たりを見渡しました。
でも、付近に見当たりませんでした。
鈴の行きそうなところって・・・。
「もしかして、このお山かな…」。
道の駅の裏手には、険しい山になっていて
もしかしたら、今朝も急な崖を登ろうとしていたし
この山の中に入っちゃったかも。
私も、山に入って、捜しに行くしかないわ。
鈴ちゃんは、きっとみつかるはず。
私を求めているはず・・・。
そういい聞かせながら、もうパニックになりそうな私。
もしも、もしも、もしも・・・・。
もしも永遠の別れなんてことになったら…。
いや絶対みつけてやる!!
でも、風ちゃんを連れて、こんな険しい山には入れない。
まずは、風パパを捜して、パパに風ちゃんを預けて、山に入らないと・・・。
とりあえず、風と鈴を繋いでいた柱の近くまで戻って
もう一度叫びました。
「しんちゃん。どこにいるの。鈴がいないの大変なの」と。
すると、私の背後から
「ここにおるでぇ」と風パパの声が。
振り向いた私が、そこで見たものは・・・・・。
鈴ちゃんをしっかりと抱っこした、風パパの姿でした。
次の瞬間、うれしさのあまり、
涙が溢れ出てしまいました。
「鈴ちゃん。どこにおったん。心配したんやで。
もう会えなくなったら、どうしようかと…」
思わずパパが抱いている鈴ちゃんにしがみついた私。
ああ、本当よかった。
鈴ちゃんの顔を見るまで、生きた心地がしなかった。
旅先ではぐれるなんて、もう絶対に経験したくない。
手にもっていた首輪のサイズを、かなりキツめにして、鈴ちゃんの首に。
風パパに聞いたところ、
鈴は、繋いでいた場所にほど近い。建物の裏、建物と塀の間にいたそう。
「トイレに行ってたら、おばはん(風ママ)が“鈴がおらへん”って叫んでいるから
建物のぐるりをみたら、鈴がおったんですぐにマテとオスワリをかけたんや。
で、じっとしている鈴を抱っこして、ここに来た」と。
鈴がいたのは、繋いだ場所から、うどん屋さんの裏手に向かう途中。
もしかして、鈴は私たちを捜そうとしていたのかしら・・・・。
だけど、今回のことで、ほとほと凝りました。
風ちゃんでは、大丈夫だったことが
鈴ちゃんではNGってことが沢山ある。
もっと、もっと鈴ちゃんには、注意をしなくてと
大反省です。
実際、クレートに入れていても、クレートのファスナーを開けて出て来たり
ハーネスをしている頃は、ハーネスを咬みちぎって、勝手な行動をしていたこともあった。
風ちゃんが横にいるから、大丈夫だと思ったけど、それは大間違い。
犬と一緒に入れる施設が多い、信州ならこういうこともなかったんだけど
今回は、いろんな意味で失敗が多い旅になりました。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
お山に消えなくて、本当によかったね。鈴ちゃんにポチっをお願いします。
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いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
応援よろしくお願いします。
この記事はPS保険(ペットメディカルサポート株式会社)が主催する『第4回ペットブログコンテスト』に応募しています。
山の中のログコテージを後にした私たちは、
まず近くの観光スポット?!
標高430mの山の中にある「板井原集落」ということろへいきました。
集落自体は、風鈴にとって「別にぃ~」って感じだったけど
散策道と小川がよかったのよね。
この頃になると、すでに午前11時で、徐々に暑さがましてきました。
だから、必然的にこうなるよねー。
川からあがった雑種犬ふう
まだ、あの大手術から、1カ月も経っていないのに
こんな元気な風ちゃんの姿が見られて、思わずうれしくなりました。
風と鈴が楽しければ、私もうれしいし・・・・。
しかし、今回の旅でとても困ったのが、私たちのお昼です。
前日は、唯一のコンビニをみつけて、そこでおにぎりを買ったのでよかったけれど
山の中はもちろん、集落など、少し町の中を走っていても、開いている飲食店がみあたりません。
というか、店自体がほとんどないんです。
お盆ということもあるだろうし・・・。
そこで私たちは「観光スポットなら、食べることろがあるはず」と思い
氷ノ山(ひょうのせん)
に向かいました。
ここは、山だから下界よりは涼しいだろうし、複数の施設があるので
きっと何か売っているはず・・・。
たしか、ハイキング道もあったはず・・・。
お昼近くなると、気温が上昇。さらに昨日降った雨で湿度が高く
むしむししていて、ハイキングどころじゃない感じ。
さっさと、お昼を済ませて、おいとましようと思いました。
でも「ふれあい館」には、食べ物の販売はなく、自販機で飲物だけをゲット。
少し下に「宿泊棟」があるというので、そちらにレストランがないか見に行ってみました。
すると、食堂らしきものはあるんですが
大学の体育会の合宿中みたいで、食堂は運動部の学生で満杯。
一般の人が入れる雰囲気じゃなかったので、すごすごと戻りました。
「しかたがない、ここから山崎インター方面に走りながら、開いている店に寄ろう」ということになり、車を走らせました。
でも、全然店がないんですよねー。
山の中をかなり走って、やっと店を発見。
「流し素麺」の文字が・・・。
車が駐車場に溢れるほど止まっていて、
店から続く、家族連れの長蛇の列にビックリ。
ここだけ、人口密度が、梅田や難波の繁華街なみになっている。
「こりゃ無理や・・・」と風パパ。
さらに走っていると、もう一軒「流し素麺」と書かれた店が。
しかし、こちらも長蛇の列。
またも断念して、車を走らせました。
店自体少ないけれど、開いている店に客が集中してしまうのね。
これもお盆時期の特徴かしら・・・・。
地図を見ると、随分先に道の駅がある。
なんとかそこで、お昼にありつきたい。
そう思って、車を走らせ、14時半頃やっと最初の道の駅に着きました。
農産物などは販売しているけれど、おにぎりやお弁当などはなく…。
(まぁ、この時間なので、すでに売り切れたのかもしれないけれど)
ただ、うどん屋さんがあったので、そこでサクっと食べることにしました。
しかし、かなり暑かったんですよね。
問題は、私たちが食べている間、風鈴をどうするか。
ZIPPEI兄弟のこともあるし、車に残して置くことは、熱中症になる危険が・・・・。
お店に連れて入るわけにもいかないし・・・。
今までは、こういう場合、お店の人に了解してもらい
お店の中から、見える日影に繋がせてもらうということが、何度かありました。
でも、今回は、そういう場所が見当たらず
道の駅の販売所の裏側の、人あまりが通らなさそうな日影の柱に、風と鈴を繋いで
大急ぎで、うどんを食べて戻ってくることにしました。
「不安に思うかもしれないから、念のため、メッシュクレートに入れておこうか?」と
言ったけれど、
「こそまでせんでいい」と風パパに却下され
結局、柱に繋いで行くことになりました。
食べ終わって、私はダッシュで風鈴のもとへ。
風パパは、のんびり販売されている農産物を見ながら歩いているようです。
柱のうしろをひょっとのぞくと、風ちゃんがニコニコ顔で待っていました。
あれ? 鈴ちゃんは、風ちゃんの後ろで伏せちゃっているのかしら?
最初は、姿が見えない鈴のことをそう思っていました。
しかし、次の瞬間見たのは
とてもショッキングな光景。
繋いだリードと、鈴ちゃんの首輪だけがそこに残されていたのです。
「えっ? 鈴ちゃんがいない」。
今までも、数々のイリュージョンを起こしてきた鈴が、なんと今度は首輪抜けをしてしまった。
「しんちゃん、りんがおらへん!!」と私は叫びました。
(しんちゃんとは、風パパのことです)
でも、振り返っても、風パパの姿もありません。
もう、この大変な時に、どこへ消えちゃったの。
焦りまくる私。
まず、風の繋いでいたリードを解除し、鈴のリードと首輪も手に持って、
鈴がいないか当たりを見渡しました。
でも、付近に見当たりませんでした。
鈴の行きそうなところって・・・。
「もしかして、このお山かな…」。
道の駅の裏手には、険しい山になっていて
もしかしたら、今朝も急な崖を登ろうとしていたし
この山の中に入っちゃったかも。
私も、山に入って、捜しに行くしかないわ。
鈴ちゃんは、きっとみつかるはず。
私を求めているはず・・・。
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もしも、もしも、もしも・・・・。
もしも永遠の別れなんてことになったら…。
いや絶対みつけてやる!!
でも、風ちゃんを連れて、こんな険しい山には入れない。
まずは、風パパを捜して、パパに風ちゃんを預けて、山に入らないと・・・。
とりあえず、風と鈴を繋いでいた柱の近くまで戻って
もう一度叫びました。
「しんちゃん。どこにいるの。鈴がいないの大変なの」と。
すると、私の背後から
「ここにおるでぇ」と風パパの声が。
振り向いた私が、そこで見たものは・・・・・。
鈴ちゃんをしっかりと抱っこした、風パパの姿でした。
次の瞬間、うれしさのあまり、
涙が溢れ出てしまいました。
「鈴ちゃん。どこにおったん。心配したんやで。
もう会えなくなったら、どうしようかと…」
思わずパパが抱いている鈴ちゃんにしがみついた私。
ああ、本当よかった。
鈴ちゃんの顔を見るまで、生きた心地がしなかった。
旅先ではぐれるなんて、もう絶対に経験したくない。
手にもっていた首輪のサイズを、かなりキツめにして、鈴ちゃんの首に。
風パパに聞いたところ、
鈴は、繋いでいた場所にほど近い。建物の裏、建物と塀の間にいたそう。
「トイレに行ってたら、おばはん(風ママ)が“鈴がおらへん”って叫んでいるから
建物のぐるりをみたら、鈴がおったんですぐにマテとオスワリをかけたんや。
で、じっとしている鈴を抱っこして、ここに来た」と。
鈴がいたのは、繋いだ場所から、うどん屋さんの裏手に向かう途中。
もしかして、鈴は私たちを捜そうとしていたのかしら・・・・。
だけど、今回のことで、ほとほと凝りました。
風ちゃんでは、大丈夫だったことが
鈴ちゃんではNGってことが沢山ある。
もっと、もっと鈴ちゃんには、注意をしなくてと
大反省です。
実際、クレートに入れていても、クレートのファスナーを開けて出て来たり
ハーネスをしている頃は、ハーネスを咬みちぎって、勝手な行動をしていたこともあった。
風ちゃんが横にいるから、大丈夫だと思ったけど、それは大間違い。
犬と一緒に入れる施設が多い、信州ならこういうこともなかったんだけど
今回は、いろんな意味で失敗が多い旅になりました。
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