雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬の鈴(りん)13歳と風愛(ふあ)7歳の楽しい毎日を575で綴ります。

Tタッチ ちゃんと学べば 違うよね

2012-11-05 11:54:51 | 愛犬の病気と手作り食
昨日の午後から、とある動物の専門学校で開かれていたセミナーに


朝、拾い食いをした「おバカ犬」と参加してきました。




本来は、この動物関係の専門学校の卒業生のためのセミナーなんですが

一般参加もOKだと聞いて、こりゃチャンス!!だと思って、すぐに申し込みしてたんですよね。




なぜって、今回のセミナーの内容が

「シニア犬のためのTタッチセミナー」だったから。



みなさんは、Tタッチ、テリントン・Tタッチってご存知ですか?

私は、あちこちの本でみかけたり、Tタッチを教えたもらったことのある人から

話を聞いたりしたんですけど・・・・。


それだけでは、全然あきまへんでした。



その程度の知識で、風ちゃんにトライしてみたけれど

気持ちよさそうにするどこか、いつも逃げられちゃいました(泣)。



私って、なんてヘタなのかしら・・・と思いつつ

風ちゃんには、Tタッチは、向かないのかもって思っていたんです。




でも、Tタッチを教えるプロである認定プラクティショナーから、ちゃんと教えてもらうと、違いますねー。


セミナーの現場で教えてもらったとおり、風ちゃんにやってあげると


とろりんトロトロ・・・。


そのまま身体をゴロリとして、とっても気持ちよさそうに脱力していました。



やっぱり、その道プロから学ばないとダメですね。


Tタッチの詳しいことは、
「テリントンTタッチ  日本事務局」のサイトを見てくださいね。

Tタッチをすることで愛犬の

・ストレスの軽減
・自信をつけさせる
・健康増進
・集中力をアップで学習能力を高める
・問題行動の矯正
・自然治癒力のアップ

などなどが期待できるそうで、

内容的には「ぜひ鈴ちゃんにやってあげたい」と思っていたんですが、

今回は「シニア犬のための・・・・」だったので、11歳の風ちゃんを連れて行き、鈴ちゃんにはお留守番をしてもらいました。




講師は、P1 認定プラクティショナーの芦谷 美留先生。

京都大学を卒業後、ドッグトレーナーなどをされていたそうですが
現在は、京都大学の大学院で、犬の問題行動やペットロスが人間な与える影響などを研究されているそうです。



経歴にも、なかなか興味をそそられる方でしょ。





今回のセミナーは、一日だけでしたが、4時間たっぷりありました。

学んだ内容は、

一時間目/座学

・Tタッチとはなにか。
・自分をチェック
・愛犬を観察


2時間目/実習
・ボディワーク

 基本のタッチ

 あわびのタッチ

 ラマのタッチ

3時間目/実習
・ボディワーク

 リフト

 イヤーワーク

 テールワーク

 マウスワークなど


4時間目/実習と質疑応答
・ボディラップ

・グラウンドワーク



かなり、盛りだくさんでしょ。

最初に、身体のバランスや心のバランスなどの話があり、常にハッピードッグの姿勢になるようにサポートするといった内容がありました。

お話を聞きながら、いつも腰がひける鈴ちゃんに何をしてあげたらいいのかが見えてきました。



さらに、愛犬の良いシーンを想像することも大切だと。


「吠えたら、どうしよう?」「しっぽインしたらどうしよう?」「興奮したらどうしよう・・・」

そんなネガティブイメージをパートナーがもっていると、飼い主の気持ちが不安になり、ワンコも不安でそのイメージのようになってしまう。


そうじゃなく、その場で相応しい行動をしている愛犬を思い浮かべ、飼い主がリラックスしていることが

愛犬の行動を良い方向に変えるとか。



それは、その通りだなーと私も常々思っていたので、納得って感じです。


ワンコとの関係でなくても、人間は自分のイメージする状態にだんだん近づくことができる

それも、具体的にイメージすれば、するほど、その夢に近づける。と私は、思っています。

イメージすることで、理想に近づけるために何をすべきか見えてくるんですよね。






そして、老犬になると後ろ足がおぼつかなくなり、転びやすくなったり、軽い尿漏れがあったりしてくるそうです。

(風ちゃんは、まだまだ大丈夫だけど・・・)。


それは、後ろ半身に神経が行き届きていなくて、使うことを忘れがちになってきているからだそう。

なのでTタッチやボディラップ、グランドワークなどで刺激を与えることで、症状が緩和してくるとか。




参加者の中には、


愛犬のチワワちゃんが股関節形成不全で、手術しなくちゃ歩けないと状態だったそう。

しかし、前のワンちゃんの手術失敗の経験をしていて、手術に抵抗があり獣医師に相談したところ

Tタッチの本を渡されたとか。


そして、その本を読み、独学でチワワちゃんにTタッチを施したら、一週間で足をちゃんとつくようになってきた


と話していた方も。




刺激には、針とかツボ押しとか、東洋医学にもいろいろあるけれど

愛犬に合うものが見つかれば、それがイチバンだと私は思います。




Tタッチの実習中は、持参した風ちゃんのお布団の上で、チョーリラックスしていた風ちゃん。


ママのTタッチを気に入ってくれた模様です。


問題は、ヒビリンの鈴ちゃん。



学んだことをしっかり鈴ちゃんにやってあげなくっちゃ。


おうちに帰ると…








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