The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

縄文時代の人口推計

2009-01-16 05:57:52 | Weblog

 縄文時代は、土器が使用されるようになった紀元前1万年ごろから、水田稲作システムがスタートした紀元前数百年までの、およそ1万年間を指している。
 この期間は、便宜上、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の6つの時代に区分されることが多い。
 国立民族学博物館の小山修三は、かつて遺跡の数から縄文時代の人口を推計したことがある、当時はしきりに引用されたが、最近はお目にかかれない、どうなったのであろうか。
  縄文早期    2万 100人
  縄文前期   10万5500
  縄文中期   26万1300
  縄文後期   16万 300
  縄文晩期    7万5800

  弥生     55万4900
  土師    539万9800
         ― 『縄文時代』 ―
 これによると、縄文の中期が26万人ほどで、縄文時代では一番栄えた時期、これは狩猟採集の社会では多いらしい。
 中期に最高となり、後期・晩期に激減しているのは、気候の寒冷化が進み、動植物が減少したのが原因と考えているようだ。