あるいは青い瞳の日本人のルーツは縄文の中期にまで遡る可能性がある。
縄文中期とは、BC3000~BC2000頃になる、今から5000年前、随分と昔ではないか。
それは、この時期は地球全体が温暖化して、南極や北極の氷が溶けて海表面が上昇していた、この日本列島では氷河時代に繁栄した動物や植物が北方に後退している、後退できなくなった取り残されてしまったものは、列島の高山地域に移動している、そのひとつがアルプスの雷鳥。
だから、北方的な人びとも列島の高山地帯で生活していたのではあるまいか。
だが、それを証明する遺物はない、ようだ。
あえていうなら、この土偶、実に奇妙だ、地平的な連中の発想ではありえないような気がする、どうであろう。