サルのキリスト 3 2009-02-21 05:23:15 | Weblog ボス猿が近づき、長い腕を伸ばして、彼の棒を取ろうとした。 若いサルは木の一番テッペンまで上る、体重の重いボスはそこまで行くことができなかった。 若者は草原を見る、草原の向こうに密林の島が見える、 「あそこまで行けたらなあ」 この森は慢性的な食糧不足になっていて母親サルは乳が出ず、赤ちゃんサルは瀕死の状況になっていた。 「だれかが群れを率いて、あそこまで行かなければ」 だが、草原には、力の強い動物や足の速い猛獣が隠れていた。