The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

近代的パラダイムとワールド・カップ

2014-06-13 11:43:06 | 世界経済
          
 ワールド・カップの第一試合、ネイマールが2ゴールを決め、タイヘンな盛り上がり、ところで21世紀世界のパラダイムには、いくつかのツールがあったが、
 1、オリンピック
 2、ノーベル賞
 3、世界文化遺産
 4、このワールド‣カップ

 いずれも、うさんくさい、なかでもノーベル経済学賞は自由経済を奨励する役割があるようで保護貿易主義者は相手にされない、3は国連と関係があるのだが、この国連ほどあやしげなものはない、近代的パラダイムの二つ柱は、民主主義と自由経済で、国連とは、これを守る神社みたいなもんだろう。

 それにしても、これらは、今の経済システムを肯定し推し進め・グローバリズムにまで持っていくということで、1~4は、不平不満のガス抜きの目的もあり、白人主導の世界体制を持続させる役割が隠されていないか、ワーワー・キャアーキャアーと騒いでるうちに、着々と進行している、これは、だれかが仕掛けたのか、それとも自然発生的なものなのか。

 あの江沢民が、宮中の晩餐会で戦前戦中の中国進出についてクレームをつけたことは有名だが、その前に、やはり。晩餐会で、オランダの女王が、日本軍のインドネシア解放について批判した、せっかく投入した資本や設備・技術を、根こそぎひっくり返された、日本は、なんとひどい国だ、それが、白人世界の本音、インドで学校を作った・病院を建てた、イギリスはインドの文明化に尽力したではないか、それは、インドが望んだことではないだろう、イギリスは多くの部族の敵対関係を利用して、あの広大なインド亜大陸を支配し、巨大な富を強奪した。

 だから、オランダといいイギリスというも、彼らの支配と利権を持続させるために、さまざまの道具をセットして現在に到っているというのが実際ではあるまいか。