エムボバが後半から出場するのは36歳で体力に問題があるからだろう、だから、コロンビアはものともせずに強烈なシュート、ゲームの流れをものにする、さて、ギリシャ戦、これに勝って、コロンビアとの対決、どうなるか。
一個のボールは希望
一個のボールは絶望
若者は走る 若者は走る
栄光に向かって
相手ゴールのアチョワは メヒコの悪魔
味方ゴールのアチョワは ちいさな天使
右に左に 左に右に
前に後ろに 後ろに前に
あちょあちょあちょわ
あちょあちょあちょわ
あ・あ・あっちょ あちょあちょあちょわ
あ・あ・あっちょ あちょあちょあちょわ
走る走る ゴール目がけて
走る走る 幸福を目指して
その時
勝利の女神が舞い降りて
気まぐれの女神は横を向く
たちまち大地が裂け
暗黒の人生が口を開いた
前回の王者の敗退が決定、どんな思いで、どんな顔で、スペインに帰るのだろうか。
さて、ワールド‣カップには、多くの国が参加しているが、イチバン分からない国、それは「ニッポン」、これは日本人が思っている以上のテーマ、こころある外国人は、ひそかに気づき始めている。
ユーラシア大陸の外れの列島には、実は、多くの民族・多くの情報が流入しているのではなかろうか、それは、山間の小さなで保存されており、あの「かくれんぼの歌」、
もー いいかい
まーだだよ
もー いいかい
まーだだよ
オモテの世界に出ても いいですか
まだですよ まだですよ
そろそろ いいですか
まだです まだ危険がいっぱいです
これを見破ったのは坂口安吾で、この歌について、安吾は「高句麗人の歌」と洞察していた、だが、私は、それ以上の秘密と情報があると思っている、かなりの期間、日本の山岳地帯を調査してきたのだが、飛騨の山中で白人よりも白人のような女性に会った、
「日本とは、なんだろう」
「日本人とは、なんなのだろう」
謎は山のように高く、悲しみは海のように深い、消されてしまった秘密は、白い花となって初夏の風に揺れている。