The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

Celt meets Japan・千年の舞 秋

2017-03-04 02:07:27 | 世界経済

When Emperor Showa went to the province , suddenly ,
" There must have been the tomb of Shizuka-Gozen ."
The Emperor seemed to have been interested in her .
It became valuable fact in Showa history now .
 
 昭和天皇の御行幸の際、お召し列車の中で、突然、御下問にあらせられた、
 「このあたりに 静御前(しずかごぜん)の墓があったはずだが」

 タイヘンなことになった、当時はスマホやケータイなんかない、そこで、その旨を認(したた)め、プラットフォームの端に柱があり、その先端に「G」のような金具、そこに引っかける、駅員が走ってきて、それを見て専門家に電話する、その内容をメモして次の停車駅で手渡す、今になっては昭和史の貴重なシーンになった。

 昭和天皇にどのような感慨があったかは推測の域を出ないが、独特の解釈と深い愛情があったのではあるまいか。

 ちなみに、外国の要人が来日すると、天皇陛下に謁見するのだが、彼らの多くがビビッたらしい、
 「格が ちがうのだ」
 世界の二大権威の一方、これに対して、たまたま元首や大統領になった野人に俗人・すれっからし、タヌキやキツネがハダシで逃げていく、とんでもない悪党もいる・・・対して「無我の当体」、疑心・邪心・悪心は見透かされてしまう、太刀打(たちう)ちできない、オバマの深々とした一礼は、その証左だろうか。
 
 さて、静(しずか)・静・静御前、一代の舞は、鎌倉の八幡宮で行われた、頼朝や政子さらに鎌倉のもののふたちが息を殺している。