The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

大國魂神社に行く 1

2017-05-05 06:26:41 | 世界経済
 
 天皇系の神社は、どちらかというとモダーンで洗練されている、出雲系は粗野で荒々しく底が深い、女性の中には涼味(りょうみ)のある人がいる、日本の歴史はこの二大潮流の飛沫(しぶき)の中にあり、豊臣は成りすましの天皇系で、徳川は、やはり、出雲系であろう。
     
 大國魂神社は武蔵の国の総社であり、「大國魂(おおくにたま)」は大國主(おおくにぬし)と同一、すると広大な武蔵の原野は出雲族によって開発されたのか、長い期間、ひっかかっていたモンダイだ。

 5月3日、南武線の府中本町の駅を下り、右側のやや下り坂の道を行く。
 
 幕末、京都の天皇家が江戸に行くことを逡巡(しゅんじゅん)したのは、列島のライバル・出雲族の植民地の本拠地に移転することがイヤだったのか、しかし、千数百年間の確執と抗争にトドメを刺す必要がある、それが、明治維新の目的のひとつかもしれない。

 大國主は大きな國(くに)の主であり、どうやらこの列島の最初の王国を建設したのは、こちららしい、だが、その情報の大半は消失した・消失されたようだ。

 ここには、
 1、小野大神 
 2、小河   
 3、秩父  
 4、杉山  
 5、金砂祭     
 6、御霊   
 7、国内諸神   

 氷川神社が見当たらない、2に含まれるか、4の杉山神社はヨコハマにある、これはヤマト系かと思っていたがそんなことはなかった、こちらか、御霊(ごりょう)神社のルーツはここだった、

 半島系は7に入れたのか、神田明神はどうなっているのか、神田明神の神輿(みこし)は江戸城に入ることが許されていた、なんと興味深いことか。