The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

大國魂神社に行く 2

2017-05-06 10:35:29 | 世界経済
  
 出雲系は、この列島の土着の人々を差別しなかったのではあるまいか。

 しかし、天皇系は烈しく弾圧した、熊襲(くまそ)・国栖(くず)・土蜘蛛(つちぐも)の名称には、その思いが込められており、常陸の国風土記には。多くのヒトをマタンサ(虐殺)したことが記録されていた、「潮来(イタコ)」という地名は、「イタク切ル」から発生したという説がある、では、なぜ、そうしたのか、やはり、彼らは外来系で、この列島の既得権を所有していなかったからで、こういう強引な方法によったのではあるまいか、ということは、出雲は、そうでなかったということになるか。
 
 氷川神社について記したが、
 一の宮  小野神社    
 二の宮  小河     
 三の宮  氷川     
 四の宮  秩父   
 五の宮  金Sun
 六の宮  杉山  
 
 三の宮の氷川神社、「ひかわ」の「ひ」は、「ひのもと」のひか、ひのもとは「日の本」で、「の」を外せば「日本」になる、するとホントーの日本・元々の日本は、ここにあったのか。

 東北大学の老教授が、これについて突っこんだ研究をしていた、しかしこれを継ぐ研究者がいない、うっかりしたことを言うと「研究生命」が断たれるからか、小さな狭いいじけた学問の風土なのだ。

 さて、1から5までの神社の配置は広大な武蔵野を綿密に抑えている、これは、並々ならぬ宗教的行政の残滓(ざんし)、ここに天皇勢力が殴りこんできた、今や庇護(ひご)してくれる徳川政権はない、静かに寂しく歴史のオモテ舞台から退場。

 ところで直近、驚くべき事実を知った、それは、
 「8000㎞離れたバルト3国のひとつ・リトアニアとニッポンが似ている」
 リトアニアの植物・動物とニッポンのそれらが酷似(こくじ)している、その理由は、北極の寒冷な大気の南下で海洋に面したふたつの国の自然がそっくり、というのだ。

 リスやシカ・タヌキが棲息している、驚くほどの一致らしい、だったらヒトはどうか、「青い瞳の日本人」、満更ではないのかも、現在の学問のレベルで判断するのはマチガイかもしれない。