戦前には白柳秀湖、戦後は大宅壮一、白柳は、あの司馬遼太郎が少年時代に愛読した、今は、神田の古書店でアラナワでくくられている、
「茶色い本は 値段がつかないんですよ」
大宅は、
「天皇家が 万世一系なら その辺のノライヌも万世一系だ」
タイヘンな騒ぎになった、だから、その後、この種の発言は、一切しなかった、しかし、
「この騎馬民族説の方がインパクトが大きい」
なによりも科学的、ここから、いろいろな問題が解明できる、そのひとつは百済(くだら)との関係、
「親類みたいだったのではあるまいか」