The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

上り道の体系 下

2021-04-18 10:24:21 | 世界経済
 


 時代が思想ならば、奈良時代・平安・鎌倉・室町は上り道の体系、そして、室町は、抽象性に達している、この抽象とは、永遠・絶対・真実、
 「よくぞ ここまで到達したものだ」
 世界のどこにもない、エコプトにもシュメールにもない、どこから来たのか、ひょっとすると、
 「1万年の ジョウモンかもしれない」

 その前に、日本人の宇宙飛行士の船外活動、ふり注ぐ宇宙線、
 「できるだけ短時間で すまさなければいけない」
 「ぐずぐずしていると 照射量が増大し 被害が大きくなる」
 その時、
 「わたしは 自分の動作が お能の所作になっていることに気がついたのです」
 能では、ヒモひとつ結ぶにも、工夫に工夫をかさねる。

 さて、
 1,明治 
 2,大正  
 3,昭和 
 4,平成   
 これは、上り道か、下り道か、中国に利用された平成は「パッとしなかった」、令和の時代はどうなるのか、

 バイデンとの会談、日本の発言力が大きくなっている、しかし、せっかくのチャンスなのに、
 「もうひとつ 元気がない」


上り道の体系 中

2021-04-17 09:32:37 | 世界経済
 

 日本よりもドイツで高名な教授、
 「すぐれた思想には 上り道と下り道があります 日本の思想はそこまで行っていません」

 講義の後、
 「日本にもありますよ」
 「・・・」
 「法華経の本門と迹門・シャクモン です」
 「・・・」
 何十年の講義で、そんな質問をしたのは、私が初めてだったようだ。
 遠い日々が蘇ってきた、つらくかなしい少年時代、だが、朝な夕なに法華経の読経、
  ジガートクブツライ・・・
  我 法王となりて 
    法において自在なり・・・ 

 次の講義に、
 「上り道と下り道 日本にもありました 仏教の往相と還相・ゲンソウ です」
 講義のあとで、
 「先生 ずるいですよ」
 「ふふふ わたしにも立場というものがありますからね」
 そして、
 「月の第三土曜日に 京橋のホテルで研究会をやっています よかったらいらっしゃい」

 4万人の学生で、たった1人・・・


上り道の体系 上

2021-04-16 10:18:11 | 世界経済
 

 一級の思想には、上り道と下り道がある、もし歴史が思想であるならば、
 1,奈良時代  
 2,平安 
 3,鎌倉 
 4,室町
 これは、上り道に成る、室町の「能と石庭」については触れた、抽象性を獲得していた、抽象とは、永遠と絶対、よくぞ到達してくれたものだ、
 「この国には 本当に優れたグループがいるのだ」
 それを封じ込めたのは、GHQ、アングロサクソンの悪知恵・・・

 奈良・平安・鎌倉・室町、これが上がり道、抽象性に至る道、では、下り道は、
 1,室町 
 2,戦国
 3,織田・豊臣
 4,徳川  
 そして、明治、明治の、
 1,廃仏毀釈
 2,王政復古

 出発点に戻ってしまった・・・

進化は変化・変化が進化

2021-04-15 07:48:52 | 世界経済
 

 どんなものが生き残るのか、
  それは、
  強いものではない、
  賢いものではない、
  権力者でもない、
  それは、
  変化するもの、
  変化できるもの、
  変化していくもの・・・

 これが「進化論」の秘密らしい、大乗仏教に、おもしろい言葉、
 「真空妙有」 

 まさに「妙」の一字、ここに、宇宙の中身がつまっている。
 



能と枯山水 下

2021-04-12 10:44:32 | 世界経済
 

 Certainly , they imaged an ocean seeing the stone garden .
 The rock become the island and the white sand becomes the waves .
 Then , they might understand , 
 " The space is not an absolute ."

 室町時代は、特異な時代、ある意味では、日本歴史のサイコー、よくぞ存在してくれた。

 平安は、貴族の時代、
 鎌倉は、サムライの時代、
 そして、
 室町は、縄文・弥生・貴族・武士の文化の頂点、花開いた。

 数十メートルの空間に大海原を縮尺する、白い石が波に、岩が島に成る、
 「われわれは 数千メートルの上空から  この世界の相対性を眺める」

1945年の満州国 冬

2021-04-10 11:16:38 | 世界経済
 


 満州の重工業地帯を取ったものが、
 「中国を支配できる」

 そこで、アメリカは蒋介石軍を支援したことになっているが、トルーマンは特命全権大使に命じて、議会が決定した蒋介石軍に対する兵器の供与をおくらせて、
 「毛沢東が 勝つように画策した」

 本当なのであろうか、民主党のトルーマン大統領、史上2番目に人気のないのはこのためか、しかし、なんのために、
 「リベラリストの理想主義」
 彼ら、なにをするか分からない、今のバイデン政権の左派の
動向が気にかかる。

 だから、1950年代のマッカシーの「赤狩り」を見ると、
 「相当に マンエン(蔓延)していたようだ」

1945年の満州国 秋

2021-04-09 10:09:23 | 世界経済
   

 大戦後の満州では、発疹チフスやコレラが流行して多くの人々が亡くなり、死体の山ができた、この時、満州医科大学の学生やスタッフが、大活躍をする、それを、満州の中国人が見ていた。

 彼らは、両親が亡くなった日本人の子供を引き取って、自分の子供として養う、ある家庭では、この日本の孤児を、6人の自分の子供の長男として養育した。

 1981年、2557名の残留孤児が、帰国したが、このうち、261名が中国にもどる、老いた養父母と一緒の生活を選んだのだ、
 「恩に 報いる」
 なんというエピソードであろうか、だから、今の習近平体制が終ったら、
 「新しい動きが 起きるかもしれない」



1945年の満州国 夏 

2021-04-08 09:37:56 | 世界経済
 

 あの大戦後、満州の重工業地帯を、どちらが取るか、毛沢東か蒋介石か、そこで、アメリカは蒋介石の部隊を、近くの港に輸送した。

 当時、満州には百数十万人の日本人がいた、アメリカは、この船で、これらの日本人を、本国に移送する、一見するとタイヘンな美談のように見えるが、その目的は、
 「満州から 中国から 日本の勢力を一掃するコト」

 これが、アングロサクソンの strategy 、なかなかではないか。
 だから 、
 「今回は どういう手を打ってくるか」

 

1945年の満州国 春

2021-04-07 10:59:56 | 世界経済
  

 壮大な実験国家・満州国は、1932年から1945年までの13年間、しかし、ここで、
 「資本主義の長所と計画経済の特質をミックスした統合経済が作成されていた」
 それが、戦後の高度経済成長の秘密であろう、そして、これを綿密に精緻に研究したのが共産中国、
 「見事に成功した」

 しかし、その独善的な姿勢は世界中を敵に回している、
 「どうなるのか」