台風21号の影響なのだろうか? 今日も朝から雨、気温も21度と低い。いささかヒンヤリとした陽気に備えてMには長袖シャツ、長ズボンを履かせて風邪予防とした。
昨日はMにアクシデント発生、一時はどうなるかと私に冷や汗が押し寄せてきた。
日曜日は長男夫婦は外出するので日中はMと二人暮らし、お昼は嫁さんが準備してくれた麺類を食べた。
昼食を終り、私が食器を洗っていると妙な音がしたのでMを見ると、絨毯の上に倒れていた。私は 「しまった」 と声を上げてすぐに近付いたが、起き上がる気配もないので、背中を支えて立ち上がるのを介助したが 「痛いよ~」 と元気の無い声に私は一層不安な気持ちになってしまった。
いつもMの行動には充分注意しているのに、その時だけは食器洗いに気を取られてまったくMの行動を忘れてしまった。
なぜ? 倒れたのか? とMの行動をよく理解できないが、スリッパを履くのでキャスター付きの椅子から立ち上がった時に、椅子が動いて倒れた? としか思い当ることがない。
心配なのは転倒による外傷の有無はどうなのか? と体全体を調べたが、何も異常は無いようだった。
「痛いか?」 と聞くと、痛みは無いような反応だったが、Mは自分の表情を詳しく説明できないから、私には不安が増すばかりだった。
入浴介護でない日は私が夕方、シャワーを浴びさせることにしているが、その時も特に外傷はなかったので、少し不安も収まった。 だが打撲などは時間が経過してから痣などが出てくるので様子を見るしかない。
そして今朝、床から起き上がるのに少し時間がかかったが、それが転倒と関係するのかは判らないが、体の外傷も見えないので考えていた 「整形外科通院」 も必要ないと判断した。
朝の身支度が終ると一階に行くために階段を下りるが、それもいつもと同じような所作だったので安心した。
このような事が起きると私はまた自分を責めるしかない。もう少しゆったりとした気持ちの中で物事を進めればいいのに、どうしても気持ちが早まってMの存在を忘れてしまう短所を持っている。
大事に至らずに済んだことは有り難いが 「転び強いM」 の取り柄がまたも大事にならないように救ってくれたのだろう。
今日は雨だから散歩は中止、気温も低いからエアコンや扇風機のお世話も必要無くなった部屋で、無心に録画した歌番組を見ているMを見ていると 「ああ よかった」 と、心から思ったが、Mを介助する仕事はまだまだ続きそうだ。
とにかく 「Mを転ばせないように」 が私に与えられた優先度第一の標語でもある。
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心配がないのですが・・腰に小さめの鈴
をつけて・・鈴の音で判断するのも方法
かもしれません。
私は毎朝、熊予防の鈴を腰につけて歩きます
なんと行っても 転倒は恐いですよね
座ったり寝ていれば心配ないのですが
どうしても立ち上がりますよね、Mさんと
話されて、鈴などの対策を・・暫く耳障り
でもそのうちに慣れますよ・・
転ばないようにと注意しているつもりですが
それもいつかは隙ができて
年に一、二度は転んでしまいます。
幸いにもMは「転び強い」のであまり怪我しないようなので
何よりも助かっています。
でもMも弱くなりました。
病気になっても以前は元気だったのですが
特に今回の体調不良になってからは
すこしその弱さが増えてしまったようです。
そんな変化を寂しく見守っていますが
仕方の無いことだと我慢するしかありません。
台風21号、明日の夕方からは風雨が強くなるそうですが
何とか無事に通り過ぎるようにと願っています。