認知症の男性が徘徊して列車にはねられた事故を巡り、家族が監督義務を怠ったなどとして、JR東海が家族に損害賠償も求めた訴訟の上告審判決が最高裁であり 「家族責任なし」 と初判断を示した
裁判官5人の全員一致の判決だが、在宅介護を担う家族の負担が軽減される一方、被害回復が難しくなる可能性もあって、今後とも社会で議論が必要だと、新聞の論評は報じている
この問題、介護家庭にとっては朗報だろうが、簡単に片付く問題ではなさそうだ
幸い我が家のM (妻) は要介護だが認知症とは診断されていないので表に出て行って徘徊するようなことは無さそうだが、それでもこの判決は他人事ではないような気持ちになる
そして家族の監督責任となると、私もあまり自信がある訳でもない。これは介護家庭特有の環境があるからこの判決文にも示すように 「介護の実情」 が総合判断されて監督責任もそれに応じて異なるはずだから複雑である
賠償に備えて保険もあるようだが、事故予防に向けて家族や地域がどのように役割を担うべきかを考える時だが、政治家も真剣にこの問題に取り組む姿勢を見せて欲しいものである
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思われますが、ただ核家族化が進行しきった
現在は、益々年寄り夫婦のみの家庭が・・
増えるばかり・・そして更に 一人暮らしが
そんな社会に・・国が政策として 実施している
なので、根の深い深刻な社会問題となっていくはず
にもかかわらず・・今年度の予算成立しましたが
何等対策もないまま・・政治家も、行政も横を
向いたまま・・国民も静かに沈黙しているだけ
なんせ 変な国・・変な国民・・困ったものです
でも独りでよく暮らしていると私には驚きです
私の妻はまだまだ恵まれていると思ってます
でも家族から離れて徘徊する癖がある人は
本当に遠くまで行ってしまうようで
家族の方は大変だと聞いています
自分が危険だとは思わないので
不意に事故に巻き込まれてしまうようですが
そんな時は避けようもないので
被害者も加害者もただ災難だと思うばかりです
家族だけでは解決できないでしょうから
地域の出番もあるでしょうね