新しい年を迎えてから今日で睦月 (一月) も終り、まだまだ冬本番だが明日からはもう如月( (二月) のカレンダーを使うことになる。
例年と違って寒さも厳しいが、この一か月、妻も無事に過ごしてきたことが私にとっては有り難いことだった。
介護を始めてから12年目だが、いつもの生活の中で特に気遣うのは 「妻を転ばせない」 ことだった。
屋外で歩く時もそうだが、家の中でも常時妻の挙動を注意しながらの生活にも慣れてきたが、転居したこの住まいはバリアフリー化されていたのは幸いだった。
旧宅は古びた和風の家だったから物理的に 「敷居が高い」 などの弊害もあったが、それもフリーになった。
転居してから二か月後には公的な補助金で玄関前、浴室を含めた屋内の各所に手摺りなどを増設したが、今年の4月からは長男夫婦と同居するようになって寝室が替わったので、その部屋にも手摺りを設置したが、よくよく妻の立ち居振る舞いを見ていると、その手摺りは妻の安全確保のためには大切な役目を果たしているようだ。
だが妻が朝起きてからの挙動を見ていると、替わった部屋の手摺りはどうも足りないようなので、今日は少し手摺りを追加する改修工事を行った。
一度に工事すれば費用も安かったのだろうが、妻の安全優先だから予想外の出費も我慢するしかない。
画像のように簡単な工事だが壁面に手摺りを付けるにはまずベースと言われる基礎板を取り付けなければならない。営業担当の女性スタッフにはいろいろとアレンジした見積もりを用意してもらった。
我が家は建売住宅だから多くは望めないが、もし私が新しく戸建ての住宅を建てるとしたら、トイレと浴室の面積は広めに、そして充分な手摺りを最初から設置することが望ましいと、今までの介護経験からそのように感じています。
妻のように動きが緩慢になると手摺りは動きを助ける重宝なものであることを、毎日実感しながら介護しています。
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何等配慮もなく・・そんな家屋で皆が生活
もっとも当時の平均寿命はいまより30歳
も若かったが最近は、弱者を中心にした
介護住宅に力を注ぐ時代になってきて
いろんな分野で、行政も補助や助成を
して応援している。
ただ安全装置の設置は慎重にいい加減な
工事は出来ませんので、少し予算オーバー
仕方ありませんね 安全一番ですから
安全上譲れないこともあるとのことでした。
でも妻の安全第一ですから工事費は我慢しましたが
早速今朝から手摺りを使っていました。
昔の家は確かに段差がありましたが
今の家は室内で車椅子を使えるように平坦です。
また雪が降るとか? 今は雨が降ってきました。