もうすぐ一歳の誕生日です

日暮らし通信 日 暮 ら し 通 信 ■□　写真タイトル　と　撮影場所　□■ 結乃がやって来た 自宅ＤＫにて

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昨日、雨模様の午後４時過ぎ、孫の結乃(ゆの)が両親と共にやって来たが、長身である父親の抱っこ紐の中に暖かそうに包(くる)まっていた 二か月半振りに見る結乃はだいぶしっかりとした動きをするようになった もうすぐ一歳の誕生日だが、お座りしたり、這ったりと達者に動いているのは幸いなことである それと乳児食を良く食べるようになった このような幼児を見ていると、今は小児医療などいろいろなことに恵まれているのは有難いことである でも終戦後の幼児のことを振り返ると胸を締め付けられることが多く想い出される かつては産まれてから幾つかの病(やまい)のハードルを越えないと成長出来なかったことが現実だった 私が幼児の頃、ある時発熱して　”今夜が峠です？”　と医師から言われたことを母から聞いたことがある 私はそれを越えることができたが、越えられずにせっかく授かった命を天に返した幼児は数知れない それだけに　「命の有難さは何物にも勝る」　ものだと、両親が教え込んでくれることを期待したい この写真を撮った後、結乃は眠くなって目を閉じた その横顔を見ていると、元気で健やかに成長することを願うばかりだった

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