あの～
お店の名前なんていうんですか？
え～
えっと～
昔は「丸裕」って言ったんですけど～
えっと～
それでいいです
って
なんてユルさ
通称「がんこラーメン」みたいな
コンセプトありきの店名無し
ではなく
なんとなく名前無し
あー
そんなの (゜∀゜) 好き！！！
なんて
ニヤニヤしていると
ぐ (゜д゜lll) わ！！
二 (゜д゜lll) 郎！？
じゃないから
逆に困ったりして
なんたる
盛りに反する
激烈マイルド仕様
山のフドウのごたる
今のオトーサン世代に
よく登場するネタとして
昔はな～
アルマイトの弁当箱に米がギッチリ入っていてな～
梅干とか塩吹いた小さい塩ジャケとか
そんなのがチョロッと入っていて
チビチビかじりながら飯をガツガツ食らったもんだよ～
もう
同様の話を
2万回は聞いてますが
残念ながら僕らの世代
卵焼きはもちろん
から揚げ、トンカツ
あまりに裕福で
共感に至れません
しかるに
まさか
ラーメン屋で共感できるとは
あまりにライトな味付けと
あまりに大量の麺を助けるのは
かすかなチャーシューと
味玉のみ
後半
野菜がシナッと水っぽさを演出
ますますのライト感
ラーメンダレを探すも
それは叶わぬ夢
唐辛子を探すも
それも叶わぬ夢
卓上には無いはずの
助けを求むること数回
もう梅干も無ければ
塩ジャケなど いつのことだったのか
それでも米が減っていった
そんな時代が懐かしい
実に
アルマイトが減ってくれない
ああ
こんな時代を生きているけど
あんな時代が懐かしい
そんな時代が懐かしい
