食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々
なに言ってるんですか
サービスですよ
お客さんあっての
私たちですから
お客さん ほら
玉子 好きだったでしょ
お客さんあっての
私たちですから
はい
まいど
味噌ラーメン
でしたよね
えっと
玉子入りで と
いやいや
玉子はほら
サービスですからね
決まってるじゃないですか
このご時勢
玉子なんて
サービスですからね
うちなんてね
つけめん食べる人以外は
玉子なんてね
サービスしちゃうの
北海道ではね
みんなそう
玉子なんてね
サービスしちゃうの
最近ほら
知ったふうなこと言う人
最近ほら
多くなったでしょ
困っちゃうんだよねー
商売あがったりって
困っちゃうんだよねー
どう
北海道の味
玉子もほら
北海道でしょ
どうほら
サービスだから
美味しいでしょ
ほら
玉子も
ほら
はい
お会計ね
はい
ありがとね
えっと
はい
えっと
玉子入りで と
あっ
ダイジョブ
ダイジョブ
玉子はほら
サービスって
寒い北海道では
昔から
そうなの
はい
玉子入りで と
辛いので と
ハイ
味噌ラーメン
玉子入りで
辛いので
ハイ
¥900!!
寒い北海道
暖まったでしょー
ハイ
オジサンも
暖まったー
玉子一つで
チリも積もれば
ってね
ハイ
オジサンも
暖かいなー
またきてねー
イイ玉子
用意しとくからねー
幸せの上に
幸せが乗せられること
こぼれるイクラで
だらしなく緩んだ唇に
山盛りのウニの
プリン体ネットワーク
カブりこむ喜び
ゆるみっぱなし
神になでられている
その瞬間
それは
イイ
もちろん
イイ
しかるに
齢重ねるにつれ
身に沁みること
幸せの重さとは
幸せの濃度とは
邪神に両足を掴まれているときに
救いの天使が降りてくるような
苦しみの淵に
与えられる
幸せの重さ
幸せの濃さ
頑張ったなオマエ!!
ありがとうございマッス!!(涙)
辛かった分だけ
幸せの横棒一本
そのアリガタサに
落涙する
美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
ドラマとしては
まるでカンペキ
どんな言葉だって
セリフとして立ち上がってくる
コレだよ コレ!!
やっぱ本物は違うなー!!
君じゃなきゃダメだ!!
私も貴方じゃなきゃダメだったの!!
人間
一度も落ちてみないで
わかったフリしちゃって
どうする?
アンタ?
夢が(つД`)叶った!!
もう一度
ハッキリしておこう
何のためかって
アンタのためでもあるし
オレのためでもある
オレは
コレを食べるために
生まれて
きたんだ!!
神様しか知らなかった
実は
今生の別れとなる
グランパと
雪の降る札幌
ヨークマツザカヤの下
二人で最後に食べた
正油ラーメン
あれから20年
ウスぼやけてしまいそうな
記憶のエッジが
ブルーレイで
リマスター
悲しみを超えたからこその
圧倒的な幸せを
神とグランパに
感謝する
動画を添えて
感謝する
忙しいわ
忙しいの
どのくらい
忙しいかって
残り20分
オカマで必死に書くぐらい
忙しいのよ
なんでそこまでして
バカじゃねの って
見ているあなたが
言うつもり
楽しみにしてます とか
嬉しいお便りをくれる人がいるの
その人たちのために
書いてる
って
それもまた
違うかもしれないのよ
自慰行為なの
しゅ・い・ん
お・な・n
やめようかしら
イヤなお便り
もらってしまいそうじゃないの
なかにはね
ココ行ってみてください!!
レポ書いてください!!
とか
そんなの
イヤよ
押し付けられるのなんて
書けって
書くけど
自分で書くのと
書かされるのとは
違うのよ
自分でスルのと
人にシテもらうのは
違うのよ
って
また
香ばしいお便りを
もらってしまいそうじゃないの
でもね
ココ良いのですよ
たぶんお好きかもしれません
機会があったら是非!!
みたいな
そういう温度は
私も好き
そういうあなたが
好きになってしまいそうなの
ぜひゼヒ
行ってみたいと
思ってみたくも
なってしまうわけなのよ
人間って
なんだかんだで
タイミングなのよ
コツよ
ポイント
外してしまうと
イケなくなって
しまうのよ
¥1350
知っていたから
引かないの
ほらわたし
耐えることは
得意な方だから
でも
コレね
2杯取れるのよ
かなりの量よ
あの人と二人で
仲良く分け合って
ライスなんか
頼んじゃったりしてね
それも仲良く
分け合って って
思い
出すのね
なんだかわたし
あっちもこっちも
湿っぽく
なってきたじゃないの
あなたのせいよ
今度も
また一人
今度は
タンメンよ
このお店の
タンメンよ
量も値段も
ニバイニバイの
貝合わせ
それでも
惹くって
それでも人が
集まってくるって
そういうわたしに
生まれてきたかったのよ
生まれてきたかったのに
仕事早急
羽田直行
麦酒一気
千歳最終
脳内一色
拉麺一色
思出一色
拉麺一色
人生拉麺
最初拉麺
極寒札幌
雪降五歳
一杯拉麺
取皿拒絶
我一人前
満足至極
超激懐古
類似拉麺
深夜零時
類似拉麺
人生拉麺
最高三杯
本店最高
神仏降臨
支店営業
感謝感激
薄野万歳
万歳ラナビ
芸能色紙
最適暇潰
撃沈酔爺
最適暇潰
芳香正油
鼻腔圧迫
超激到着
血圧二百
霊妙塩味
涙腺圧迫
超激到着
分身屹立
(゜д゜lll)
血圧急激
下降曲線
分身急速
下向萎倒
超激 (゜д゜lll) 別物!!
我欲 (゜д゜lll) 非之!!
支店 (゜д゜lll) 返上!!
俺夢(つД`)何処!?
深夜一時
悲哀動画
絶対本店
翌朝一番
ほら
のりぴーのお店とか
あるみたいじゃない
マンモスうれぴー
みたいな
簡単に言うと
リベンジってヤツなのかしら
でも大丈夫
今度はバスも装備も
カンペキよ
仕事終えて直で
もちろん無睡
軽くビールをあおりつつ
半袖超軽装の外人さんを
他人事に楽しんでいたら
夜10時@五合目
寝るつもりだったのに
興奮が許さなかったわ
バス行っちゃったの
もう後戻りができないの
いいえ
後戻りはできるんだけど
のりぴーハウスを探して
五合目で半日
さ迷うぐらいなら
登ることにするわけね
って
なにこれ
なだらかで
楽しいじゃないの
馬糞の芳香を
鼻粘膜に転がしながら
街の明かりが
とてもキレイで
って
一時雨か雷雨
運が悪いと死ぬ人とかもいるんですよー
あなた
どうして
そういう究極のことを
簡単に流せるのかしら
曇りか霧 初め一時雨
そうよ
霧雨ぐらい
それなら死ななくて
すみそうね
まあね
軽く降ってきちゃったけど
ゴアテックスの威力
見てみたいじゃないの
ものの本で読んだわ
ゴミ袋が守備力+1なら
ビニール雨合羽は+10
レインウェア+80
ゴアテックス+100
ですって
そうね
勘違いしてたの わたし
100%になると思ってたの わたし
ゴアテックスでも
中にしみ込んできちゃうのね
大雨よ
激烈に寒いわ
一時雨じゃなくて
ずっと雨よ
オマケに突風
上から横から
下からも雨が降ってくるわ
3000m超えてくると
頭はクラクラするし
突風で持っていかれそうだし
体感温度ビロウゼロ
吹雪の中
四つんばいで
岩山にしがみついている私たちって
なに
半袖の外人さんが死にそうよ
女の子が景気よく吐いてるわ
なにこれ
戦争?
ババアが脱落していくわ
ジジイが泣いているの
なにこれ
地獄?
ご来光を見るのよ!!
って
見ているのは
地獄絵図よ
2m先なら
見えるのだけど
倒れてる人が
見えるのよ
7月に真冬
前歯を奥歯で
噛み砕いてしまいそうよ
こんなに厳しい頂上って
まさに頂上対決
これぞ頂上決戦
ライス¥500
もう¥200の半ライスに
文句を言うのは
ヤメにするわね
¥800の味噌ラーメン
やけにオトクに
思えてしまうじゃないの
食べるわ
死んでも食べるの
食べなかったら
マジで凍死の5秒前
美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
一気食いよ
周りが見えなくなるぐらい
トランスモード
こんなに美味しいものって
救いよ これ
魂の救済よ
せっかくの頂上
ご来光は無理でも
火口ぐらいは見るのよ!!
って
だから
言ってるじゃないの
2m先なら
見えるのだけどね・・・
見えなくていいものも
見えるのだけどね・・・
そう
命からがら
戻ってきたわ
最後に〆の大雨
ナメたらいかんぜよ って
もちろん
ナメてなんかなかったけど
やっぱりそれでも
ナメていたかも
しれないわね
イベントが過ぎるわ
そこのあなたも
ナメてかかると
死ぬわよ
格別ね
頭の中で
ネジがはじけ飛ぶ音が
聞こえるわ
たいしたものは
ないけれど
おかずとして
立ち上がってくるのよ
帰りのバスの中
気絶よ
30時間以上
寝てないんだもの
地獄に
さらされて来たんだもの
2時間の新宿が
近すぎて困るのよ
でも
こっから先
バス降りた先
ちゃんと帰れるか
心配で
心配で
なわけないじゃないの
私たちをナメては
いけないのよ
美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
しょんべん横丁で
昼の2時から
はしご酒
バカをナメては
いけないのよ
灯台を守っている人は
山の漢でもあるのね
おねえさんも
こんなに頑張れる娘だったのね
見直したわよ
私たち
これからは
富士山の先っぽ見るとき
微笑むことが
できるのよ