食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々
赤蠍のときの
サービス半ライスが
昼も半ばにして
既に売り切れというのが
長く
長く
長く
尾を引いて
黒蠍のときは
スルーをキメてしまったぐらいですから
半ライスの恨みとは
実に恐ろしいものなのでした
さて
どうなるでしょうか
今後一生
無蠍生活になってしまうかもしれない
大きな岐路に立たされつつ
汁アリなのか
汁ナシなのか
汁なしとまぜそばは
いったいどう違うのか
成都はいったい
どちらの風情なのかと
イロイロ
迷いを生じさせる
複雑なメニュー構成ということで
まあ
いずれにせよ
汁アリ一択の
わたしですから
ああ
無事半ライスに
卓上ザーサイが
好いたらしく取り放題 と
濃厚ながら
繊細に
カラも
シビも
イキスギず
敵を作らない系の
現代的な担々麺
ああ
全てがイイ方向に
回っていくはずなのに
暑いんだよね
コレは
辛い食い物を出す店の
空調じゃないんだよね
麺上げしてるアナタだって
真っ赤な顔して
暑ちぃ!!暑ちぃ!!って
オマケに
この席幅の狭さが
蒸し暑さを加速させていたりして
ちょ
横のおねいさんに汁が飛ばないようにと
なんだか気が気じゃない狭さ
いやはや
落ち着かないにもバドガール
アワアワっと食べて
外に出たときの
爽快感たるや
ああ
そうか
この爽快感を味わいたいときに
また来ることが
あると思う人
手を挙げて下さい
中華街には行っちゃダメだからね!!
長崎出身の方に
口を酸っぱくして
注意されたものでした
じゃあ
どこに行けばイイのですか?
ちょっと待ってて
いまから連絡して
現地の人間に聞いてみるから!!
ああ
コレで
引くに引けなくなって
しまうワケなのだけど
群来軒に行きなさい
とのことでした
観光客は知らなくて
地元の人たちで混んでいて
かなり待つかもしれないけれど
それが
間違いのない
ということなのだからと
ええ
そういうのが好きですし
ええ
待つのには慣れているのが
ラヲタという生き物なので
さて
それなりに
ロングディスタンスのドライバーとして
気を張っている旅先ですから
この一杯目の
沁みっぷりってば
パネェわけですけど
さて
と・り・あ・え・ず
と思った矢先
隣に到着した
盛りの炒め物に慄いて
アレで終わっちまうのも
もたーいないと
まあ
この辺を
ちょちょいの
ちょいっと
普段まず飲むことのない
壱岐焼酎あたりが
ミョーに美味く感じる
コレぞ旅先マジック
さてさて
コレこそ
長崎における
おつまみ de カーボ
「どこで食っても同じじゃね?」
なんてセリフだけは
決して口にしないようにテイクケア
いやしかし
「炒」の具合がスバラシく
そういうことなら
「炒」なシーメーも
もれなくスバラシイはずで
この炒飯に
ガキンチョが
かつてないガッツキを
見せていたりして
旅先でイチバン困るのは
3歳児のガキンチョメシなのだけど
炒飯ってば
結構なこと
万能メシ
なのかもしれないね
ハイ
そしてお約束
奥のテーブルの3人組
東京から遊びに来た友人を迎えてーの
地元民と思しきおねいさん
「これが長崎で一番だと思うの」
もう
その一言が
何よりもの調味料でもあるわけで
ファーストタッチの
麺のコシに嬉しくなりながら
コショウが微微っとキイた
中濃クリーミーに
キャベツの甘みが上手く溶け込んで
魚介に頼らず
エビが2尾のみという潔さ
あくまで遠いメモリーではあるけれど
「しっぽく料理な長崎」
とは趣を異にした
ムダな甘さに頼らないところが
好いたらしく
美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
本場長崎ちゃんぽん的に
なかなかに
幸先の良いスタート
ってことになりました
そうでしょ!!
美味しかったでしょ!!
ハイ!!
教えて頂き
ありがとうございました!!
少なからず
コレが人生の
潤滑剤というものですから
さて
義務を果たしましたけれど
こんな義務なら
喜んで
激辛 (゜д゜lll) DGR!!
そんなに並んでまでは
アレですからね
ということで
子連れがダイジョブそうな
代打を思い浮かべながら
さまよえる歌舞伎町
そ・う・い・え・ば
ユルそうなのが
出来ていたぞと
何よりも
「マンガ」ってのが
ユルげでイイよねと
そんな
ウリのマンガが
なんだか雑なことになってるけれど
港屋リスパクペクトを
複雑にしたやーつ
ってことでよろしいか
とろろに
ごまだれに
カレーのあたり
まるで
港から
いかりを外されて
嵐の大海原へ
どこまでも
いってらっしゃーい!!的な
まあ
イイんです
ガキンチョを楽に受け止める
プチアウトドアが
どこぞ心地よくて
なかなかこんな機会もないであろう
職安通りの景色を
のんびり眺めながら
アレコレ
カウンターに
取り放題
取りたいんだったら
とっとと取りに行け
ではなくて
わざわざ外まで
進んで持ってきてくれるというのが
何よりも大事な出来事
あのー
ぶっかけの方は
最初からラー油入っちゃうんですけど
つけそばの方は
ラー油入らないつけだれ
お子様用にお付けしておきますね
コチラが頼む前に
進んで添えてくれるというのが
何よりも大切な出来事
ということであれば
全力で感謝をしたくなるというのが
人の在り方というもの
うむ
ガチムチでおじゃる
バッツン
バッツンでおじゃる
確かに
初めて食べたときの港屋は
ゴワゴワワシワシの
イメージだったかもしれんが
それが
脳内増幅を
重ねに重ねて
フレにフレてしまったアンバイか
その昔
二郎インスカパイアが
バカみたいに増殖したとき
どこも競いあうように
二郎を超える
ガチムチ極太麺を並べてきたのを
なんとなく思い出しながら
まあ
コレはコレとして
なんだか
気分のイイ接客のお陰で
全てに優しくなれそうな
今日のオレですから
美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
とりあえず
放っておくのも礼儀な気がする
今日のオレですから
事実
港屋を未経験のかーちゃんは
最近はおそばの方が嬉しいかも!!なんて
ガキンチョと一緒に
ワシワシ言わしてたぐらいだし
そこそこに飲めそうな
イキフンも併せて
正直
イイ店できたなと
正直
ナメていて
スミマセンでしたと
地方に行ったら
気鋭よりも
とりあえずレトロ
その歴史には
必ず意味があるはずだから
名前に惹かれて
お栄さん
こういうのを真っ先に
オレも選べるようになりました
長崎といっても
とりあえず
「ラーメン」
オレも選べるようになりました
高菜ナシで
ニンニクナシの
べにしょアリ
隣の老夫婦も
迷いなくおでんケース
この先も長い
遠征生活だから
ココはグッ!!と堪えて
コレが
長崎でお初のラーメン
コレで47都道府県ラーメン制覇
残るはあと1県となりました
むう
化調がピンと走るけど
つかみはオケー程度で
臭みのない
ミドルライトな面持ちで
もやしにきくらげ
やや太の
やや多加水ストレート
スープに馴染んで
イイアンバイ
九州各地の
ハイブリッドってなアンバイか
極めて
地元民の普段使い
そうだよ
こういうのでイイんだよ
こういうので
普通じゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
長崎の人って
普通にちゃんぽんばっかり
キメているのかと思いきや
普通に美味いラーメン
ちゃんとキメてるじゃないですか
安心したじゃないですか
あのころ
大学生には
「絶対ムリ」な
とんかつだったけど
大学院生には
「かろうじて」な
とんかつだったように記憶しています
巨大なビル群が立ち並ぶ
電脳タウンの秋葉原
ってよりは
オタクが思い思いの
各種パーツを求めに来る秋葉原
ってアンバイだったような
そんな路地裏に
フッと現れる昭和なレトロ
もっと
蔦が絡まった
オールグリーンなガワだったような
明らかに「場違い」な
小銭もギリなオレでしたから
くうぅ
ラーメン2杯
いや
3杯は食えるのに!!なんて
改めて背筋を伸ばしたのを
なんとなくだけど
覚えていたりして
まあ
今は
とりあえず
句読点は
打てるようになったけれど
ちょっとフシギなメニュー構成に
こんがらがるようにもなりました
全部を単品表記にするか
全部を定食表記にするか
それをしない理由だけは
ハッキリ表記できないはずだけど
イイね
コレは
オツマミとして
立ち上がってくるね
あのころは
身をゆだねる余裕など
微塵も無かったことだけを
ハッキリと思いだしながら
キタキタキマシタヨ!!
17年ぶり
ですか
光陰なんとやらで
記憶の端々と
アレコレ異なる
ソフトでライトなガワたるや
コレ如何に
コレで
「特」なのかと
正直 目を疑ったのは
事実ということで
ヤワい!!ヤワいなー!!
肉が柔らかくてシアワセ
ってのとは
逆な意味で
とんかつとして
ヤワい!!ヤワいなー!!
一方
特ヒレ
コレまた
サイズがチャイチーにて
比較対象
するべきではないけれど
某の棒が
いきり勃ちながら
嗤っておるかのようで
ライスに
サラダがお替わり放題
って
隊長!!
迎え撃つ兵士の数が
圧倒的に不足しております!!
アレコレ
味変して楽しみたいなと
それを叶える
肉片の数が不足しております!!
はがれちゃうとか
ないよー
ないなー!!
そうそう
〆のお茶変
あの頃は
このサービスひとつで
「やっぱり名店は違うもんだな」
なんて悦に入っていたワケだけど
ああ
浅草橋で
ああ
蒲田に
蒲田
ああ
自分が成長してしまったのか
とんかつが成長してしまったのか
インターネッツが成長してしまったのか
ごめんよ。
もう僕には帰らないでいい所があるんだ。
こんなにうれしい事はない。