天天有＠鹿児島県姶良市 「らーめん 中」

天天有といえば
一乗寺

じゃなかったとしても
思案橋

じゃなかったとしたら
3番目あたりに思い浮かぶのが




鹿児島の
ってことでよろしいか

他では一切使わない言葉だけれど
ラーメンの世界ではメジャークラス
そしてどの店も間違いなく
メジャーな存在だったりして




どうやら
「上には上がある」
って意味らしいですね
（大きく出ましたね）




まあ
言うだけあって
昼過ぎに到着してみれば
店の外まで溢れんばかりの大人気




鹿児島市内の有名店で
連ちゃんにゲンナリしてきた朝
だったかもしれないけれど




そこそこに濃い豚骨に




そこそこに柔い麺




もれなくもやしが鎮座して




黒豚のチャーシューが
キッチリと美味くて




気の利いた味変が
キッチリと場を収めるという




コレぞ
鹿児島に求める
実に純然たる
かごんまラーメンって風情で

合流した大きなお友達たちも
コレが一杯目で
きっとヨカッタ
はずではないかと


しかるに
いまさらに
思い返してみると

もしかしたら
今回の鹿児島の中では
イチバン安心して
イチバン美味かったのではないかと

「天天有」のその名ってば
実は偽りないのではないかと
思いつつも




ぶっちゃけ
フリきらないことも
かごんまラーメンの具備すべき条件と

そんな感じも
したりして

天天有 （ラーメン / 加治木駅）

札幌ラーメン どさん子＠八重洲店 「味噌バターコーンラーメン」

「子」でも
「娘」でもイイ

どちらかを
ヤルしかないのか

いや
どちらもヤっても
捕まるかもしれないけれど

いや
もはや
捕まるどころか




どちらも
「つかみ」は皆無
かもしれないけれど




病に侵されている
いまのオレのことですから




くうぅぅ
限りあるランチタイムに
息も切れ切れ
電車を乗り継いで




コレを食いに来るまでに
堕ちるとは！！




札幌ラーメン渇望症 in Tokyo




病の根は実に深く
魂の根幹にまで
喰い込みをみせるまでに




うん
逆効果でしかない
黒ゴマの存在とか

いつでも
「余地」を
ありがとう

とか言いつつも
その実

何がスタンダードなのか
もはや思い出すのも憚られる




遠い記憶の
どさん子 and/or どさん娘とは
明確な一線を引いた一杯

そしてまた
近年のエッジを効かせたラーメンとも
明確な一線を引いた一杯

いまの時代においても
脈拍を上げさせない
興奮をさせない外食産業という
明確な一線を守り抜く一杯は




かつての「どさん子」マインドを
相も変わらず
明確に引き継ぐものでもあったりして




コーンサルベージ用の
アナーキースプーンとか

人類の進歩を
明確に感じたりもしながら


20年ぶりに田舎に帰ってみたら

まだ生きてたんだ！！

っつか

むしろ昔より若々しく！！

あらゆる集会に顔を出していた
近所の元気なじーちゃんが
相変わらずピンピンしてたのが驚きなら

「最近はジムに通ってるんだよ」
なんてケタケタ笑いながら

いまも変わらず
合ってない総入れ歯を
カタカタいわせながら

みたいな画を
思い浮かべながら

札幌ラーメンどさん子 八重洲店 （ラーメン / 京橋駅、東京駅、日本橋駅）

びぎ屋＠学芸大 「特製煮干し醤油らーめん」

ちゃんぽんを謳うお店で

それも
近江チャンポンを謳うお店で

それも
滋賀県を代表するB級グルメって

誰が行くの？




オレでしょ！！

ハイコレ
新しいヤツ
コレから流行るヤツです


しかるに
こんな時間なのに
外まで並んでいるとは思わなんだ

まあでも
折角来たわけだし

いつ食うの？




またの機会でしょ！！




もっと大切なものが
アチコチで囁かれていたのを
見逃さないオレだったのです

むしろ
ぶっちゃけてしまうと
あて馬にフラれることを
望んでいたとさえ言ってもイイ

ぶっちゃけこんな時間に
限定が残っているはずもないから

久しぶりのデフォに
しらすのライスを添えるってのを
メインに据えていたとさえ言ってもイイ

って




ある (゜д゜lll) んだ！！

うひゃひゃひゃー！！
あるってやっぱり
スバラシイ！！




せっかくなので
特製キメちゃいましたが

あるってやっぱり
心躍るものがありますなー！！


「走って来たんですかー」って
もちろん電車で来ましたが

コチラの店主さんとは
はじっこで一度同席させてもらっただけなのに
覚えておいて頂けるとは
嬉しさに輪をかけるものがありますねー


まあ
コチラのお店

いちいち限定がヤヴァいと
かねがね噂を聞いてはおりましたが




ヤヴァ (゜д゜lll) スギる！！

おいおい
スゲェことになってますな

もういい加減
濃くて濁るのが当たり前

煮干の大群に
慣らされスギているところに




やっぱりココでは
澄んでてスレンダー

透明なのにキキのイイ
あのときのあの娘に再会して




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

ヌカれて昇天
やむを得ず




すでに賢者モードに入ったオレには
まるで極楽が広がっているように映るのデシタ


早速TLに
いかに澄んでて
いかにヌカれたかを吐露してみると

「びぎの限定は遅い時間までありますよー」

なんてレスを頂いたりして

とりあえず
「限定」と聞いて
心ときめかざるを得ない
この世界ですが

争奪戦に参加して
心病みたくない
心せわしいのもツラい
齢四十代のお昼の事情




なんだか
イイことを知ってしまったし

なんだか
隠しておきたいぐらいだけれど

共有するからこそ
あの娘が澄んだままでいられるんだろう

とか

達観した風俗マスターのように
細めた血眼で
遠くを見つめながら

ええ
また来ます

澄んだあの娘に
また逢いに

ふくまん＠鹿児島市 朝日通 「ラーメン」

ラーメンバンクでも
超らーめんナビでも
それほど推されてないのに




地元の皆さんからは
不動の人気を誇る
なんて聞いていたお店

クンクンクーン！！と
アレコレ調べていくに

午前のメインはココだな！！ 的な

本に載らない
超激ダークホースってことですか




うんうん
お約束のお漬物も




お・も・て・な・し
ま・る・で・カ・ン・ペ・キ

早くない
ラフじゃない
100gじゃない

ゆっくりと
漬け物をツマミながらこその

北とは違う
南の九州のラの空気を
堪能するひととき




むう！！
コイツはイイ水面だ！！




鮮やかな
ブラウンとグリーンの
ビビッドなコントラスト

そこそこの油膜だけれど
澄んでて油膜ってば
あまり鹿児島で見ないタイプだし




おそらくたぶん
揚げネギの副産物

香ばしいネギ油が
先ほどのザンネンを
カラリと吹き飛ばしてくれるはず！！

って




ごま油 (゜д゜lll) じゃんか！！

こんなん
こんなに大量にブチ込んだら
スープの香りどころか




ごま油の臭いしかしないじゃないか！！




うひゃあ

こんなに
見た目と味のイメージ
落差のある一杯も珍しいわけで

ムダにやわ目で
オマケに塩味足らずという
ごま油だけをクローズアップする演出も
万全と来たもんだから

一杯食うのが
マジでシンドくて




ちょ
コレ
ホントに美味しいと思って
この油感＆ロー塩味？

ちょ
ホントに
マジスカ
カンベン




しかるに
ものすごく丁寧に作ってるから
たぶん間違いじゃないんだろうけど

んー
やっぱり
何かの間違いなのかなー

って
薄味好きのうちのカーチャンが
ラーメンに塩を振りながら食っているのを
人生で初めて見たかもしれません

やっぱり
何かの間違いではなく
デフォで間違っている と
そういうことで
よろしいか




塩をブチ込めど
ニンニクをブチ込めど
ごま油の呪縛からは逃れられず

こんなに丁寧な一杯を
こんなに苦労して食うのが
とりあえず人生初かもしれなくて


いま一度
はっきり言おう




ごま油を入れていいラーメンは
出前一丁だけであると！！

そんなオレは
出前一丁のごま油だって
迷わずトラッシュにダンクであると！！

そもそも出前一丁を
食うことさえなかったりすると！！


あぁ
こんなことが
かつてあったような気がするけれど

計らずも
鹿児島つながり とか


オレに流れる
かごんまの血が
かごんまの地で凍る　とか

ふくまん （ラーメン / 朝日通駅、いづろ通駅、市役所前駅）

鶴見家＠六本木 「醤油ラーメンほうれん草＋半ライス」

やっほー！！
六本木に家系！！

正直な話
例の新店の前のお店に次いで

六本木のラーメン屋で
二番目の謎だったお店が
このたびとうとう
入れ替わるということで

オマケに
久しぶりに家系 ってば

そりゃ
心も躍るというもの

ココは
願わくば
チェーンじゃない方の
まさかまさかの
直系とか来ちゃったりして！！

いや
チェーンでもいい！！
武蔵家あたりの香りがすれば！！




って
まさかまさかで
そんなことはあり得ず

ちゃーんと
醤油か塩かを選べる




ちゃーんと
ウズラ卵が一つのった




ちゃーんと
おろしショウガじゃない




いつものアレがやってきて




脈拍は微増の
血圧は安定
みたいな感じでしょうか




うーん
いつものように
セントラルキッチンの香りですが




絶対的な安定感でいえば
これに勝るものが
あるわけでもなく




まあ
ほうれん草の勃ちは
そこそことはいえ




豆板醤ではない
一味の赤みあたりも
用意されていたりして

ずんどう屋よりは
響く寸胴かも
なんて思ってました


まあ
一介の企業にとっては小さな一歩でも
六本木の人類にとっては大きな一歩だ！！

と
まあ
そこまでは
思わないほどでしたけど