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出口の間まで来ると 壁に新聞の切り抜きが貼ってありました
「 寺田屋は鳥羽・伏見の戦いで焼失 現在の寺田屋は後の時代に 寺田屋のあった西隣に建てられたものである 」
頭が混乱しながら外に出ると そこは最初に行った隣の空き地(小さな史跡公園?)でした
龍馬ファンでしょうか・・ 数名の方たちが当時に思いを馳せているかのように ベンチに座っています
なるほど
寺田屋の正しい見学の仕方は こうなのです
まず 表玄関の引き戸をガラリと開ける
400円の見学料を払う
「 ここは今でも泊まれるんだ・・ 龍馬の泊まった船宿に泊まるなんてすごい~! 」
などと 感動する
ひとつひとつの展示物をじっくり見る
柱の刀傷 ( これは薩摩藩の粛清の騒動の時?なんて思う )
柱の弾痕 ( もしかしたら 龍馬の打った銃の弾痕かも!? )
お龍さんが捕り方に気づいたという風呂 ( ここね!)
階段駆け上がる ( 想像・・)
出口で新聞の切り抜きを見る
外に出て 隣のこの場所に本当の寺田屋があったのだと知る
ここからが観光の神髄 歴史ロマンといえるのではないでしょうか
ベンチに座り 嘗ての寺田屋と そこで生きた人々を想像の中で楽しむのです
今 見てきた古い家屋と カビの生えたような遺物ではなく
活き活きと蘇る 当時の様子を・・・
今ある寺田屋の存在は 想像力の入口まで導いてくれる 意味あるものかもしれません
ここまで深い京都観光 頭が下がります!
龍馬通りという路地があって
そこで 食べた茶団子(上の写真)
隣の美山のソフトクリームも美味しかった!
こんな旅が面白いのよね~