スカイツリーは 半分 雲の中
すっかり 梅雨空です
この季節 生き生きしているのは 紫陽花の花
そして ちょこんと顔を出している アマガエル
雨が降る前に クワックワッと鳴きます
それには こんな昔話が・・
むかし むかし
あるところに アマガエルの親子がおった
親ガエルは 子ガエルを大事に育てたが
子ガエルは 親が右へ行けと言えば 左へ行くへそ曲がり
親の言うことの反対のことばかりしておった
とうとう 親ガエルは重い病気にかかり 死を悟り
” 死んだら山にうめてもらいたいが 今までいくら言うても反対のことばかりする子じゃもの・・・
『山に埋めてくれ』と言うたら 川のそばに埋めるじゃろう
だから『川のそばに埋めてくれ』と言えば きっと山に埋めるに違いない”
そう思うてな 子ガエルを枕元に呼んで
「おれが死んだら 川のそばに埋めてくれ」と言うた
子ガエルは やっと目が覚めて 親に逆らってばかりいたことを後悔したんじゃ
そして 親ガエルが死ぬと 泣きながら 川のそばに埋めて墓をたてた
ところが 川のそばだから 大雨が降る 水が出て 墓が流されそうになる
クワックワッという声は 「親が流れる 親が流れる」と言っておるのじゃ
アマガエルが鳴くと雨が降るのには こんなわけがあるんじゃよ