漸く、福島第一原発周辺の人達への支援対策の方向性が見えそうに成ってきた・・・
~以下、8月23日読売新聞朝刊より抜粋~
政府は22日、東京電力福島第一原子力発電所事故で特に高濃度の放射性物質に汚染された周辺の一部地域について、住民の長期に及ぶ避難生活を支えるため財政支援を行う方針を固めた。住民の土地を国が借り上げる案などが検討対象として浮上しており、具体的には地元自治体や住民と相談して決定する。
財政支援を行うのは、同原発から半径20キロ・メートルの警戒区域のうち、数十年の長期にわたり立ち入り禁止が必要となる地域だ。具体的な範囲は詳細な放射線量の測定調査を実施して決めるが、枝野官房長官は22日の記者会見で「(放射性物質の)除染などの努力で出来るだけ狭い範囲、短い期間にしたい」と述べた。
借り上げの場合、借地料を支払う事で住民の生活支援に充てたい考えだが、政府内には直接的な財政支援には慎重な意見もある。除染作業の結果、数年単位の比較的短期で住民が帰宅できる見通しが立てば、借り上げは行わない方向だ。
また、民主党内では汚染地域の土地を国が買い取る案も出ているが、細野原発相は22日の記者会見で「先祖伝来の土地を大事にする地域の皆さんの思いは最大限尊重すべきだ」と述べ、否定的な考えを示した。
菅首相は27日細野原発相らと福島県を訪れ、避難の長期化について陳謝し、今後の対応を佐藤雄平知事らと協議する予定だ。
どのような形で支援するのが良いのか、地元の人達の意見・気持ちを目一杯汲み上げて検討して頂きたい・・・
住み慣れた土地を離れざるを得なくなった住民の方々・・・
ましてや数十年の長期にわたり立ち入りが禁止される地域の方達にとっては、苦渋の決断を強いられるのかもしれないが
どのような結論になるのか解らないが、兎に角、慎重に話し合いを進めて頂きたいだけです。
~以下、8月23日読売新聞朝刊より抜粋~
原発周辺 土地借り上げ 避難長期化 政府、住民の支援検討 |
財政支援を行うのは、同原発から半径20キロ・メートルの警戒区域のうち、数十年の長期にわたり立ち入り禁止が必要となる地域だ。具体的な範囲は詳細な放射線量の測定調査を実施して決めるが、枝野官房長官は22日の記者会見で「(放射性物質の)除染などの努力で出来るだけ狭い範囲、短い期間にしたい」と述べた。
借り上げの場合、借地料を支払う事で住民の生活支援に充てたい考えだが、政府内には直接的な財政支援には慎重な意見もある。除染作業の結果、数年単位の比較的短期で住民が帰宅できる見通しが立てば、借り上げは行わない方向だ。
また、民主党内では汚染地域の土地を国が買い取る案も出ているが、細野原発相は22日の記者会見で「先祖伝来の土地を大事にする地域の皆さんの思いは最大限尊重すべきだ」と述べ、否定的な考えを示した。
菅首相は27日細野原発相らと福島県を訪れ、避難の長期化について陳謝し、今後の対応を佐藤雄平知事らと協議する予定だ。
どのような形で支援するのが良いのか、地元の人達の意見・気持ちを目一杯汲み上げて検討して頂きたい・・・
住み慣れた土地を離れざるを得なくなった住民の方々・・・
ましてや数十年の長期にわたり立ち入りが禁止される地域の方達にとっては、苦渋の決断を強いられるのかもしれないが
どのような結論になるのか解らないが、兎に角、慎重に話し合いを進めて頂きたいだけです。
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