金曜はラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップスのアムジャッドをみた。
いつかはさだかではないけれど数年前深夜の教育テレビでアメリアを偶然2~3回みた。都会的な男女がトゥシューズで踊るパワフルでシャープなイメージの振付のインパクトは大きかった。
その点については今回のパンフレットの「エドゥアール・ロック インタビュー」で納得した。(以下パンフレットより引用)
****************************************************************************************作品ごとに常に新しいことに挑戦していくロックは、それにより自分自身の中でも常に革命を起こし続けている。コンテンポラリー・ダンスのカンパニーとしては異例である、トウシューズを履く決断をしたのは90年代半ばであり、今回の作品にも登場するように、その後男性ダンサーにポアントさせることにも挑戦している。
―――別にそれによって、なにかの意思表示をしたいわけではないのです。ポアントは単なる技術。それが歴史的に女性ダンサーにだけ属していたということです。ならば男性がしてはいけないのか。そんな理由はないはずです。と言っても男性ダンサーに女性の真似をさせているわけでももちろんありません。
男女問わずに言えることですが、カンパニーがトウを選択したとき、ポアントの繊細ではかなげな踊りをどう自立したものに変えるか、どうコンテンポラリーダンスに解釈していくか、それは一つの大きな課題でした。そのために新たな技術を取り入れたのです。
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今回のアムジャッドはチャイコフスキーの「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」がベース。私でもイメージがある作品だからどうなるかと思ったらやはりアメリアのように「パワフルで速くてシャープ」。暗い舞台で一部だけ照明が当たる舞台で女性ダンサーたちの黒鳥はニュルニュルと速く羽ばたきだし、ピルエットし、駆け回った。男性同士のパ・ドゥ・ドゥ、ポアント。すごいテクニックに裏打ちわれた斬新な解釈。ただ照明のせいかもしれないけれどあのめまぐるしい動きが連続した最初の30分ぐらい(多分)は頭が痛くなってどうなるかと思ったけれど途中から慣れた(!?)
テクニックもコンセプトも「さすが、すごい」と本当に思ったけれど見終わって疲れた。特徴的だった白鳥の羽を家でまねたけれど私の羽ばたきはばたばた美しくない(笑)それにしても鑑賞もエネルギーがいる!!今年は月1回くらいのペースだけれど私としてはハイペースで鑑賞しているのですでに消化不良。しかし近くの席に座っていた人たちは「明日はシルビア(英ロイヤルバレエ)で明後日は昼と夜で・・・」なんてことを話していた!
余談だけれど今回はじめてさいたま芸術劇場に行った。「与野本町駅から徒歩7分。JR埼京線で池袋からで約29分」とチラシにあったので渋谷で「各停 小金井行き」というのに乗った。「小金井ってどこ?」と思ったけれど埼京線のホームだしね。池袋から座れちゃったりして「ラッキー、それにしても埼京線は駅の間隔がずいぶん長いのね。あの並行して走っているいろいろな駅があるのは何線かしら!?そろそろ20分過ぎたよね」なんて思っていたら大宮だった。「これより先ということはありえない」とあわてて降りた。大宮駅ってあんなに大きいとは思わなかった。びっくり。早目に行ったから新宿行の埼京線に乗り換えても間に合ったけれど私が乗ったのは湘南新宿ライナーだったらしい。今度はちゃんと調べていかないとね。
そして今週は吉祥寺にじゅんじゅんサイエンスの「アリス」を見に行く。マイム系でこれまでのバレエベースの海外ものとはまた違って楽しみ。
アムジャッドは緊張感があったので土曜のショーダンスとルンバのレッスンはとてもたのしかった。私が習っているキューバのダンスは穏やかというか平和な感じが大好き(ただし神様系の踊りは怖いものもある。ショーダンスの先生のオグンを数年前はじめてみたときはものすごく怖かったけれど本当にすごいと思った)3レッスン受けたらちょうどコンテンポラリーの発表会の練習をしていたのでちょっと見学。「発表会の練習は時間的な拘束が多いしこの暑い時期体力的にキツイからみんなのテンションを上げてまとめていくのは大変だよね」と思った。でもあれだけがんばって練習したら本番のころにはみなさんすごく上手くなっているでしょうね。それに考えたらキューバ人の先生たちの作品も見られるので9月の発表会を見に行くことに。
こうしてどんどん鑑賞予定が入っていく。私も他の人が踊るエネルギーに圧倒されちゃわないようにしないと。
いつかはさだかではないけれど数年前深夜の教育テレビでアメリアを偶然2~3回みた。都会的な男女がトゥシューズで踊るパワフルでシャープなイメージの振付のインパクトは大きかった。
その点については今回のパンフレットの「エドゥアール・ロック インタビュー」で納得した。(以下パンフレットより引用)
****************************************************************************************作品ごとに常に新しいことに挑戦していくロックは、それにより自分自身の中でも常に革命を起こし続けている。コンテンポラリー・ダンスのカンパニーとしては異例である、トウシューズを履く決断をしたのは90年代半ばであり、今回の作品にも登場するように、その後男性ダンサーにポアントさせることにも挑戦している。
―――別にそれによって、なにかの意思表示をしたいわけではないのです。ポアントは単なる技術。それが歴史的に女性ダンサーにだけ属していたということです。ならば男性がしてはいけないのか。そんな理由はないはずです。と言っても男性ダンサーに女性の真似をさせているわけでももちろんありません。
男女問わずに言えることですが、カンパニーがトウを選択したとき、ポアントの繊細ではかなげな踊りをどう自立したものに変えるか、どうコンテンポラリーダンスに解釈していくか、それは一つの大きな課題でした。そのために新たな技術を取り入れたのです。
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今回のアムジャッドはチャイコフスキーの「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」がベース。私でもイメージがある作品だからどうなるかと思ったらやはりアメリアのように「パワフルで速くてシャープ」。暗い舞台で一部だけ照明が当たる舞台で女性ダンサーたちの黒鳥はニュルニュルと速く羽ばたきだし、ピルエットし、駆け回った。男性同士のパ・ドゥ・ドゥ、ポアント。すごいテクニックに裏打ちわれた斬新な解釈。ただ照明のせいかもしれないけれどあのめまぐるしい動きが連続した最初の30分ぐらい(多分)は頭が痛くなってどうなるかと思ったけれど途中から慣れた(!?)
テクニックもコンセプトも「さすが、すごい」と本当に思ったけれど見終わって疲れた。特徴的だった白鳥の羽を家でまねたけれど私の羽ばたきはばたばた美しくない(笑)それにしても鑑賞もエネルギーがいる!!今年は月1回くらいのペースだけれど私としてはハイペースで鑑賞しているのですでに消化不良。しかし近くの席に座っていた人たちは「明日はシルビア(英ロイヤルバレエ)で明後日は昼と夜で・・・」なんてことを話していた!
余談だけれど今回はじめてさいたま芸術劇場に行った。「与野本町駅から徒歩7分。JR埼京線で池袋からで約29分」とチラシにあったので渋谷で「各停 小金井行き」というのに乗った。「小金井ってどこ?」と思ったけれど埼京線のホームだしね。池袋から座れちゃったりして「ラッキー、それにしても埼京線は駅の間隔がずいぶん長いのね。あの並行して走っているいろいろな駅があるのは何線かしら!?そろそろ20分過ぎたよね」なんて思っていたら大宮だった。「これより先ということはありえない」とあわてて降りた。大宮駅ってあんなに大きいとは思わなかった。びっくり。早目に行ったから新宿行の埼京線に乗り換えても間に合ったけれど私が乗ったのは湘南新宿ライナーだったらしい。今度はちゃんと調べていかないとね。
そして今週は吉祥寺にじゅんじゅんサイエンスの「アリス」を見に行く。マイム系でこれまでのバレエベースの海外ものとはまた違って楽しみ。
アムジャッドは緊張感があったので土曜のショーダンスとルンバのレッスンはとてもたのしかった。私が習っているキューバのダンスは穏やかというか平和な感じが大好き(ただし神様系の踊りは怖いものもある。ショーダンスの先生のオグンを数年前はじめてみたときはものすごく怖かったけれど本当にすごいと思った)3レッスン受けたらちょうどコンテンポラリーの発表会の練習をしていたのでちょっと見学。「発表会の練習は時間的な拘束が多いしこの暑い時期体力的にキツイからみんなのテンションを上げてまとめていくのは大変だよね」と思った。でもあれだけがんばって練習したら本番のころにはみなさんすごく上手くなっているでしょうね。それに考えたらキューバ人の先生たちの作品も見られるので9月の発表会を見に行くことに。
こうしてどんどん鑑賞予定が入っていく。私も他の人が踊るエネルギーに圧倒されちゃわないようにしないと。