ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

コンテンポラリーはひとまずお休み

2008年07月11日 | Diary
昨夜はじゅんじゅんサイエンスの「アリス」を観た。偶然にも2週連続で有名な原作をベースにした作品。全くスタイルが異なる個性的な4人のダンサーのコラボレーションだった。1時間10分位の作品で全体がとてもよく構成されていてとても楽しかった。


途中アリスが小人のように縮んでしまったところはミニチュアの椅子を森川広一さんの人差し指と中指で人を表現してそれを舞台後方のスクリーンに映し出しておもしろかった。アリスが大きくなってしまうところは巨大になった伊藤キムさんが後ろのスクリーンに登場し、その場面では伊藤キムさんが自分の映像と一緒にソロで踊ってそこが昨夜の舞台で一番すごいと思った。実はいろいろ考える契機になったコンテンポラリー講座の講師だった伊藤キムさんが舞台で踊るところを一度見てみたいと思っていたし、その点では「アリス」はダンス中心だったので本当にラッキー。やっぱり存在感と表現力、特徴的な動きをみることができた。細部まで緻密に考え抜かれていてプロの舞台という感じでとても勉強になった。


そして会場ではまたまた分厚いコンテンポラリーダンスの公演のチラシの束をもらった。家にかえって「つぎはどうしようかな」とパラパラ見たけれど実にいろいろな人がいろいろな場所でいろいろな公演やワークショップをしている。コミュニティーダンスなどというシンポジウムなども企画されている。日本の社会もとうとうそこまですさんじゃったのかなと思う(昔ウーピーゴールドバーグの「天使にラブソングを」という問題のある生徒の多い高校をダンスで向上するという映画がありましたよね)。インド舞踊のワークショップもあるのだけれど残念ながらベリーダンス系はあの金属音的な音がどうも生理的に合わない。バンコクでインドの映画などテレビでさんざんみたけれどどうもあの音楽はだめ。その点バンコクに住んでいた当時は「ゆっくりでたいくつ。力が抜けそう」と思っていたタイのポップスだけれど今タイ料理店でかかっていると「たまにはいいな」と思う。私はやっぱり東洋系なのだ(ちなみにバンコクに住んでいたとき韓国人がしゃべっているのが日本語に聞こえたりしてやはり言語的には近いのだと驚いたことがある。)コンテンポラリーダンスについては「マイナーなものを見てみたい」という趣味はないので(知合いとかいれば別だけれど。というか絶対よい作品なら見たいけれどはずしたくはないし)次は新国立劇場の公演かな。


そして季節はいつの間にか真夏。真夏といえばラテン音楽なんだけれど今年はブルーノートのラテン特集はないようで残念。だんなもいろいろ探してくれたけれど彼も「今年はレゲエなども含めワールドミュージックが少ない!?流行終わったんじゃない」という感想。ということでL-33のライブに行くことに。


見るばっかりだったから踊るぞ!!!
でもレッスンは暑いけどずっと続けてるんから全くおどってないわけじゃないんだけれど。
コメント
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