薬膳関連の本を読みかじりながら食事作りをするこの頃です。
中医学のむずかしい理論はさておき素材についての性質や効能をみると「味はともかくカラダによい働きがあるなら一度はチャレンジしてみようかな!?」というものもあります。
でも仮に入手できたとしてもワタシが家で調理するのはちょっとという食材も本には載っています。
そこで先日ブログにアップした「知識ゼロからの薬膳入門」の最初に出てきた「なぜ中国人はすっぽんを食べるのか?」ということで「すっぽん」を食べてきました。
上述の本によれば上海ではレストランはもちろん市場やスーパーでもすっぽんが売られていて一般家庭でも料理するそうですがワタシのイメージでは「強壮剤好きな中高年男性が食べるもの」なわけです。
有楽町の全国各地のアンテナショップが入っている交通会館ビルの1階にはすっぽん・朝鮮人参・マカを売っているお店があります。ちょっと近よりがたいものがあります。
とはいえ「東方栄養新書」(メディカルユニコーン)の「すっぽん」をみると「肝の機能を強化する作用、血行をよくする作用」など魅力的な作用があるようです。
そこで「すっぽん料理」をネットで調べたら値段もですが鍋料理の他に「すっぽんのたたき」や「血」などちょっと及び腰になったのでとりあえずランチで提供しているお店はないかと検索したら巣鴨の三浦家がヒットしました。
しかもランチでは「すっぽん雑炊」があるということで「すっぽん料理」はどんなものかとお試しに行ってきました。地蔵通りを歩いて行くと特製スープの看板が立っていてすぐわかりました。
ランチタイムでもすっぽんコース可とのことですが予定通り特製スープと唐揚げと雑炊のセットをいただきました。
写真のようにふつうの和食屋さんの定食という感じのスタイルでした。怖いもの見たさだったので!?ちょっと拍子抜けしました。
本格的なすっぽん鍋とは違うそうですけれどもあっさりして食べやすかったです。
こちらのすっぽん料理では丁寧に下処理するので生姜を使わないのが特徴だそうです。
このお店は90代後半のお嬢様方も定期的に通っていらっしゃるそうなのですっぽん効果は今後も試してみようと思います。