陶磁器は土へ還らない

昨年12月、キッチンにあった大きな食器棚をリビング引っ張り出しました。


買取りに出せるようなブランド物ではない古い食器やグラスがぎゅうぎゅうに詰め込まれています。


リビングに置いたので取り出しやすく便利になりました。


とはいえ使う食器はごく一部。30年前の結婚当時とは食事も変化していて、さらに両方の実家から引き継いで全く使用していない古くて重い日常雑器ものもわんさかあります。


「片付けの極意はちょっとよい食器を処分すること」という見出しをみて「確かにそれは言える」というのが実感です。


そうは言ってもさすがにちょっとよい食器をゴミとして出すのは気が引けるので缶やビンのようにリサイクルできないものかと検索しました。


古くなった食器をリサイクル材として混ぜた食器が商品化されていたり、素地に含まれるリンを活用して肥料に再生といった取り組みがあるようですけれどごく一部のようで、ゴミとして出された陶磁器の大半は埋められて処分されるということでした。


古いものを大切に長く使うのもよいのですけれど一人用の宅配ピザや食洗機が登場したり、電子レンジ調理でそのまま食卓に出し、残ったらフタしてそのまま冷蔵庫などライフスタイルも変化しているので食器のリサイクル素材化が進めば気軽に買い換えられるのにと思いました。



高周波騒音は強度高止まりの状態で今朝は「超音波ナイフ？」という強い指向性のある刺激で仕方なく起きました。