ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

バレエ以外で役に立ったと思うこと

2013年05月20日 | バレエ

今から思えばちょうど3年前、はじめて眠れる森の美女のローズのバリエーションのバリエーションレッスンを受けてから(レッスンを「受けて」で「踊れた」のではありません)いつの間にかバレエからのインプットの割合が増えはじめていました。

 

それまではバレエと同時期にはじめていたショーダンス(アフロ民族舞踊を含む)からのインプットのほうが圧倒的に大きかったんです。ちょうど4年前からショーダンスは振り付けを踊らせていただけるようになってレッスンに加えてリハーサルがあったので絶対的な練習量が増えたということがあります。同じパターンを練習する練習量は増えたのですけれど4年前までのほうがレッスン内容としてはいろいろな角度からいろいろなことを教えていただきました。

 

それ以降、とくに昨年までの2年間はショーダンスは先生の膝の手術等でレッスンでは同じコンビネーションを3ヶ月ぐらい練習するみたいなかんじでした。ですからちょうどインプット量が増えていたバレエで習ったこと自分で応用して練習するためにショーダンスのレッスンを受けていたみたいな格好になっていたので4年前までに習ったことをブログに書こうと思ったんですがその頃はついて行けないくらい難しいことも含めて毎週ちがったことを教えていただいたというおぼろげな記憶はあるのですけれどなにしろ下手だったので自分としては目一杯動いていたのですけれど内容を理解して消化できるところまでいっていませんでした。ものすごくおもしろかったのですけれど残念ながら当時習ったことを自分で再現できないので細かいことを書けないんです。とにかく始めたばかりの頃ショーダンスとアフロをつづけて2レッスン受けた翌日は全身筋肉痛でかなりつらかったこと(当時アフロにはじめて来た人はレッスン時間が延長になって筋肉痛に耐えられなくて続かなかった人が多いです)。あと一度だけ4時からのレッスンがそのあとスタジオが空いていたため先生がどんどんハイになって生徒はもうろうとして気がついたら9時まで延々と踊っていたなんてことがありました。アラフォーでそんなふうにハチャメチャに動けたのは今になって効いているかもしれません。その頃はとにかく先生が休憩時間も踊りっぱなしでよく即興でショーダンスからアフロ、時にはバレエも踊って見せてくださいました。レッスンで習う細かい点はバレエが強烈なのでショーダンスの記憶がうすれているということはあります。

 

バレエの習い始めのどうしようもない時期と重なっているショーダンスの時期の効果の自己評価ができないんです。右も左もわからないとき何を重視して教えてくださったのかわからないといったほうがいいかもしれません。

 

厳密に言えばショーダンスもバレエ並みにむずかしいのですけれどバレエ並みにコントロールするところまで習えなかったわけです。それとは別にポワントのシビアさというのがあってそこがおもしろいんです。

 

余談ですけれど現役時代アフロとモダンのレッスンとリハと本番以外にバレエを3クラス受けていたというショーダンスの先生に毎週習うようになったのは現役引退後2年過ぎた頃で(現役時代は知らないのですが引退直後は数回単発で習ったことはありました。「超高速」で踊っていらしてムーブメントはそれ自体が生き物みたいでした)その頃はまだ現役時代の貯金が残っていてレッスンでセンターでロンデジャンブアテールを見せてくださるときいきなりアシが10cmぐらいガバッと長くなって驚きました。最初にできなくなったのがアントルシャシスとか細かいジャンプでした。その後一時期ものすごくスロッピーな時期がありその頃はピルエットの軸が斜めって3回転すらできずに首を傾げていらしたのをみたときはさすがにビビったのですが、その後コンディションを戻されてピルエットは現役ダンサーさんほどまではいかないですけれど5回転以上くらいまでは戻されました。つまりピルエットなどの回転は引退するまでの蓄積があると訓練をやめても勘さえ戻れば自転車にのるのと同じようにブランクがあってもパッと戻れるのですけれどバレエジャンプはやはりどんなに運動神経がすごくても5番に集める日常の訓練が必要なんだと今は思います。引退後のダンサーさんはダイナミックなバレエジャンプを飛ぶ必要は全くありませんけれどインナーマッスルのメンテナンスにはバレエはいいのかもしれません。ですからワタシもケガでアレグロ封印はコワイのですけれどレッスンで他のことはできるわけですからまあ大丈夫でしょうと考えています。

 

それで記憶に残っていることでショーダンスで教えていただいてバレエにも共通する重要な点を考えたら「脱力」でした。ラテンやアフト系では肩、胸、腰という胴体部分のうごきを使うのでカラダが硬いワタシは「上体の脱力もできないでダンスもへったくれもあるか」みたいなことを言われました。それは本当に正しくて肩や胸のアイソレーションなどいろいろ脱力するために教えていただいてやったんですけれど、結局去年骨盤の前傾がなおって脱力したとので全く別のプロセスで解決することになったのでした。これはワタシの身体条件の問題が原因だったのでしかたないですね。バレエを素人の大人に教えられる方ではなかったので具体的なことはバレエに関連することはショーダンスでもよく出てきた両腕を横に上げたとき(2番よりは上)ヒジを後ろにするのを注意されたことぐらいで足元は6番が多かったですし内足も使いました。ときどきコンビネーションに入っているポーズのとき前足を1番にしたり、足を後ろから前に出すときクぺを通過するというのはありました。アシをのばすことについては「のばせ、膝をくっつけろ」といわれてもやらなかったので。それから「ポールドブラをきちんとできるようになりなさい」とか「細かいことをキッチリできるのが上手いんだ」ということを教えていただいたことはバレエを習う上でためになりました。

 

もう一つ習っていたアフロ系の民族舞踊はヒップホップダンスの原型の1つでもありヒップホップをイメージしていただければわかりやすいと思います。ヒップホップは基本のステップやパターンを練習して自分の踊りをつくっていきますけれどアフロ系民族舞踊も同じで基本のステップと腕や胴体部分のムーブメントを組み合わせて自分のパターンをつくって即興でおどれるようになれば合格です。基本のステップと腕のうごきだけを延々と1時間とかそういうレッスンでした。バレエと大きく異なる点は中腰で足裏全体でステップを踏むことと踊りの種類によっては曲が途中でどんどんはやくなるので踊りもそれに合わせてハイテンションになるということです。

 

 また重要だと思うことを思い出したらあらためてブログにアップします。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 骨格の配列がよくなかったの... | トップ | 老化じゃなくて退化!? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿