いつの間にか照り焼きを作らなくなっていた

先日タコライスを食べていたら、夫が「最近茄子の入ったミートソーススパゲッティを食べていないよね」とボソリと言った。


以前はよく粗挽きの牛肉と玉ねぎにコンソメキューブとローレル、ニンニク、鷹の爪、干し椎茸にたっぷりの茄子、トマト缶で煮て、太めのスパゲッティにたっぷりかけて食べていた。作った翌日、一晩冷蔵庫で寝かせた残りのほうが味が馴染んでおいしかったものだ。


いつからミートソースを作らなくなっていたのか思い出せない。すると夫は「ほかにも最近食べていないものがあるよね」


そういえば照り焼き系はご無沙汰だ。正確にいうと醤油１、酒１、砂糖１/4の味付けだ。鶏ひき肉をお団子にして生姜を加えて煮てよくたべたものだ。鰤やとりモモもフライパンで照り焼きにしてしし唐といっしょに食べていた。


数年前、ガスコンロを買い換えたときにオートグリル付きにした。それ以来照り焼きではなく鶏肉も魚もアルミホイルで包んでグリルにおまかせ。出来上がりにポン酢やオリーブオイル、大根おろしなど適宜で済ませるようになってしまったのだった。


時代も変わり、バブル時代は新しくおしゃれだったイタリアンはだいぶ前からサイゼリヤで何でも食べられるようになったし、その後のエスニック料理ブームも今は世界中の国々の料理店があり、最近ではラーメン店並みにインド料理店を見かけるように。


そしてコロナ期間中に食のグローバル化がさらに進行した。


今ではスーパーに行けばトリュフ入りや肉、魚介類のパスタソース。日本、インド、タイ、マレーシアなどのカレー、タコスにベトナム料理、韓国料理、もちろん中華と食べきれないほど。



そしていつの間にか和食メニューを作る回数が激減していた。



そういえばワタシはもともと作っていなかったものでさばの味噌煮などもお目にかからなくなってますね。



高周波騒音が今日もひどいので気分転換にブログを更新しました



追加:
ミートソースを作らなくなった理由の一つは牛肉にはトランス脂肪酸が多いからでした。今は牛スネ肉を煮込んだときなどでも浮いてきた油は除去しています