オリンピック終了

バンクーバー五輪がすっかり終わりました。

猫が一番盛り上がっていたのはフィギュア。しかし女子シングルもなんとも言えない結末。ご本人は悔いが残ると話していたけれど、浅田選手の銀メダルはとても価値のあるものだと思う。しかしなんだってこう、女子フィギュアの銀メダルは湿っぽいんでしょうね（伊藤みどりさんの時といい）。
金の金さん（こう書くとややっこしいですね）の演技は・・・ショートは確かに印象深いけど、OO7という題材による所が大きい気がするし（特に北米では受けがよさそうだ）、フリーにいたっては滑らかで優雅かもしれないけど、あんまり記憶に残るプログラムではないです。そういう意味では浅田さんの「鐘」の方が独特で忘れそうにないな（苦笑）。

今回見ていて気持ちが良かったのは、男子はやっぱり高橋選手の「道」と、女子は鈴木選手の「ウエストサイド　ストーリー」。結果はどうであれ、やりきった！感が一番で。
フィギュアは採点種目だけれど、自分の限界に挑戦するようなところがないと、スポーツとは言えないような気がします。だから余裕の金さんとか、無難にまとめるライサチェックさんは見ていて、ワクワクしない・・・。競技でこの状態なのだから、この先彼らがプロとなったとしても、お金を払ってまで観たくないだろうな～（って、今だってじっくり見てないじゃん！優雅な踊り？を観るなら絶対バレエだし。）

競技の後、プルさんが浅田選手をとても褒めていて、自分がコーチになっても良いくらいだと話したとか。こーいうエピソードはとても嬉しいです。
プルさんのエキシビションは良かったな～～。4回転こそ跳ばなかったけれど、その他でも十分見せる演技で。あれって“自分だって4回転やらなくても、ここまでできるんだぞ～”っていうデモンストレーションでもあったのかと。・・・説得力ありすぎ！

なんだかいろいろ考えさせられたけど、フィギュアはまったりと眺めて行きたいと思います。