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白鳥の湖

KバレエのBプログラム、「白鳥の湖」。
2日のうち、くまさん♪は出演されず、もっぱら若手王子の大売出し?公演。

猫はかなり悩みつつ(2日とも行ければよかったのだけどねえ)今日を選択。

怪我から復帰後、初めての王子役の宮尾さん。何年か前に猫は宮尾さんのジークフリートを観ていて、ころっと騙されてしまいそうなヘタレ加減がツボだった・・・(ヒドイ表現ですねえ)。最後のオデット姫の絶望が手に取るように分かるのが良かったのにゃ。
でも今回はそれほどヘタレては居なかったにゃあ。全体の王子様加減はUPしていたようにも思えたが。そしてこれは勝手な想像だけど、本番前にお稽古を頑張りすぎたのかな?とも思えた。
でもま~今回は「祝」王子復帰で安心した・・・。

で、オデット/オディールの松岡さんがまた素適で!
猫はすごく大きい白鳥も、小さい白鳥もしっくりこないのにゃが、なんだかちょうど良い大きさなのが第一点。白黒のメリハリが第二点というところなのにゃが、どちらも満足~~。
今日のオデットはどちらかというと、最初から悲劇の結末を予感しているよーな感じにゃったな・・・。王子と出合って結婚の約束を取り付けてもあまり嬉しそうではなく・・・とても不安感に満ちた様子に思えた(結果として王子が裏切るわけで、その予感は正しいのだ~)。その分ラストシーンの意味合いが濃くなるので、ぐっときた・・・(うるうる)。

あ、あと今日の橋本ベンノも中味が詰まっていて濃かったにゃあ。彼が出てくると雰囲気がとても明るくなる。明るくなっていたといえば、家庭教師もそうにゃが。どちらもキャラが立っているというのは、やはりKの特色のひとつでしょうか。

で、トピックスといえば、カーテンコール。最後にくまさん♪が舞台に登場して挨拶したのにゃが、そでに引っ込むとき、白鳥のよーにはばたきながら消えていった。まだフランツのキャラが残っていたのかどうだか分からないけど、あんなに陽気なカテコのくまさん♪は初めて見た(よっぽど機嫌がよろしかったのでしょうね~)


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