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トリプルビル2・3

引き続きK-バレエの「トリプルビル」。
夏場に度々行くのが面倒なので(おい!)、昼・夜公演を観てきました。

初日分を入れて、「ラプソディ」と「真夏の夜の夢」のメインキャストが入れ替わった形ですが、どのダンサーの方も様々で楽しかったです。
(1点、浅川さんのお怪我が残念だった!)

「ラプソディ」に関しては、メインの2人がそれぞれで・・・。
でも~くまさん♪以外(荒井さんもちょっと除外、神戸さんと橋本さんもちょちょっと除外)は、例えていうなら金メダルを目指しているアスリートのような感じ。くまさん♪だけ、フィギュアスケートのエキシビションみたいだった。(うっとりと見入るけれども・・・クワドラプルは跳んでないっていう意味です)。どんな感じがこの作品では良いのか、悩んでしまった。果敢に難しい技にチャレンジしつつ、アーティスティック点も稼ぐのが正解?

「ウォルフガング」については~ ビャンパさん&宮尾さんのキャストの方が良かった。
モーツァルト役は特殊で・・・何かを吹っ切らないと面白味が出ないと思うけど、ビャンバさんはその辺開き直ってるというか・・・(^^
サリエリはそこまででもないけれど、それなりに演技力が必要かと。宮尾さんは表現が上手だし、動きも大きくて(大げさすぎるのがまた可笑しく)無駄に綺麗。

「真夏の夜の夢」
の、タイターニアに関して、松岡さんも荒井さんも物凄く違うってことはないように思えた。しいて言うなら松岡さんの方は女王様度が高い?、荒井さんの方はちょっと温かみがあるような・・・
松岡さんの時はウィッグがオベロンの冠と絡まりそうになり・・・遅沢さんがぶんぶん(^^;首を振ってなんとか解けたけど、荒井さんのときはしっかり絡まってしまったのか、花冠をはずすことになった。秋元オベロンの冠もパーツがびよーんと延びてたし(きゃ~どっちも大変そう!)

オベロンは・・・芳賀さんはリフトが安定、少し説明不足。遅沢さんは凄く分かり易い表現、早いステップが大変そう(可愛かったけど)。秋元さんは全体にステップが軽い、けどリフトやサポートがちょっと怖い(背丈の問題も?)。

パックもまた個性豊かで・・・
くまさん♪は実に人を食っていて、惚れ薬をわざと違う人に塗りそうなパック(それでオベロンも怒らせて楽しむ?)
井澤さんは・・・凄く堅実そうで、間違えそうにないパック(笑)
橋本さんは、天然で間違えそうなパック(これが原作通り?)
に思えた。

ボトムについては、やはりこれもモーツァルトと同じことが言えて、ビャンバさんの方が楽しかった。しかしこの役、大変!だよね・・・ポアントシューズだし、被り物だし・・・

4人の人間については・・・2回見たキャストの方が分かり易かった(のはなぜでしょう?回数のせいだけではないと思うけど)。

村人達については・・もう誰が誰だかわかりませーん!

全然雰囲気が違う作品だけど、ラプソディと真夏の夜の夢はやっぱり振付家が同じなんだな~と、しみじみ思った。
(なんでこう難しいかな~という点が共通。音だって倍取りすれば良いのに~って思うこともある)

まだ何か思い出すことがあるかもしれないけど
とりあえずここで終了~

しかしこれでホントに、猫の夏は終わったような気が。寂しいにゃあ・・・


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