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白鳥の湖

これまた久々のクラシックコンサートについて、遡って書いています。

お正月からちょっと一人での出歩きが多かったので、ゴマすりも兼ねて^^;家族三人で行ってきました。

プログラムはちゃいさんの「白鳥の湖」としか分かっておらず、最大の特徴は「プロジェクションマッピング」付き、というコンサート。プロジェクションマッピングについてはちょこっとしか知らない猫。前に大河ドラマのつながりで、会津城に桜の花模様?を投影していたのをTVでチラ見した程度。で、どんなもんだろうと。

・・・何と言って良いものやら。PM(←面倒臭いから略した)は主にホールの左右の壁に投影されていたかと(真正面はパイプオルガンがあるからね~)。
元々そんなに細かいものを描けるとは思えなかったけど、それはそうで、ほとんど抽象画。
動くときは動く(動かないときは動かない^^;)。動きも音楽に合っているかというと、そうでもない。描いてあるものが曲に関係あるかというと・・・よく分かったのは白鳥と女性(オデット・オディール・とりまき?)、王子くらい? 湖も、そうだろうな~とは思うものの、植物?が多くて湿原に見えなくもなかった。あれは即興で描いていたものなのか、あらかじめからあるものなのか??
猫としては、絵の作者はあんまりバレエの白鳥の湖は知らないんだろうな~という印象。例えば、白鳥が女性像に変わるところ、せっかくなら音に合わせればいいのに~と思ったから(だいぶん早かった)。

なので、PMは目の端でときどき確認する程度で、あとはずっとともさんを見てましたわ(笑)相変わらず、華麗に踊るような指揮。

で、音楽の方。
曲目は全曲ではなく(そりゃそうか)、面白いことにバレエではダンサーの見所となるような曲(1幕のパ・ド・トロワや2幕のオデットのソロとか3幕のオディール・王子のソロ)が抜けていた。それでいて3幕のロシアの踊りは入っていたり。音楽目線だとそういうことになるのかな。(学校の音楽の授業でも白鳥の湖ったら「情景」と「四羽の白鳥」だもんね。←いいかげんにしろってな感じ)

猫がそうか~と思ったのは、2幕のアダージオ部分。ヴァイオリンのソロ(このときはコンマスが弾いてましたが、いまだかつて聴いたことがないくらい、ふるふるとした演奏~)と、チェロのソロが掛け合いになっていたのね。とすると、ヴァイオリンがオデットでチェロが王子??
と、良かったと思ったのはホントにちゃいさんが作曲した曲だけだったこと(たぶん)。
普段でも4幕でオデットと王子の嘆きのデュオはあんまり必要だと思わないのよね・・・。
ので、ラストが間延びせず、一気に盛り上る展開だったのと、ダイビング(こらこら)時のどじゃーんレベルがKバレエ並みにどじゃーんだったので、これまた素晴らしく・・・。
眼前にバレエの舞台はないけれど、同じくらい(もっと?)高揚したラストだった~。

そして「やっぱりちゃいさんの音楽って凄い!」と思ったのでした。

白鳥の湖を例の情景だけでなく、あんなに長く、バレエよりはかなりアップテンポで演奏するって大変なのでしょうか。聴く方にすればそりゃ楽しいですけど^-^
オケピに入っていると見えなかったけれど、コンサートだと「ここの音はこの楽器なのね」というのが分かるのも楽しい。

次の「眠れる森・・・」はどうしようかな・・・。

あ!PMじゃなくて、本当に白鳥さんのいるような湖畔でのコンサートがあったら行ってみたいな!(白鳥さんにハタ迷惑?)

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