
昨日の続きになるが「さてどうしたらよいか」ということで以下に、中高年の安全登山の目安になりそうなことを少々記してみた。ただし、こういうことに詳しかったり、適任などと思っているわけではないので、悪しからず。
1)「日本百名山」と、若いころの実績をさっさと捨てる。
2)単独行を避け、1回の山行で複数の山頂を目標にしない。
3)里の降水確率が40%を超える場合は登山を中止する。
4)夏の行動時間は3時、その他の季節は2時までとする。
5)道に迷ったらかならず引き返す。未知の沢への下降はしない。
6)雨具、フリース、杖を過信しない。夏でも純毛の衣服を用意する。
7)日帰りの登山でも、ヘッドライト、鈴もしくは笛、手袋は必携。
8)地図上の点検を行い、複数の下山路を知っておく。
9)不測の事態に備え、引き換えし点を仮定しながら登る。
10)落葉が始まったら、森林限界を超える山には登らない。
異論も反論もあるかも知れないが、一応こんなことが参考になり、役に立てればと思う。
このごろは、あまり高い山、険しい山に登りたいと思わなくなった。年齢のせいだと認めるが、低山であっても、またかならずしも山頂でなくても、目標にした丘や、谷を歩くことができれば満足している。確かにそれは小さな喜びかも分からない。しかしそのささやかなものが、夏場のほどよい加減で吹く山頂の風のようであったり、雪解けのころの春の雑木林の中で見付けた陽だまりのようであったりして、快い。
かつての山の仲間だったNも、四季を通じていつもひとりで、暇を見付けては近くのタカボッチばかり登っているらしい。それも分かるような気がする。
閲覧件数が1千を超えるようになって、大変感謝してます。「28年度の営業」の内容については新年度になってから掲載しますが、とりあえずカテゴリー別の「27年度の営業」を参考にしてください。
本日26日に上京し、28日に帰ります。その間2日ばかりブログを休みますのでご承知おきください。