Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

折り紙とG&Tテストの関係

2014-01-25 | NYの育児・教育事情

異国に住んでいる割に、我が家は家族でよく折り紙をするほうだと思います。実は旦那のほうが得意で、恐竜とかクワガタムシとかの複雑なものは、旦那のほうが緻密で上手。私は途中で「ワァ~~~!!!」ってなって、すぐにギブアップするんだけどね。旦那はお正月には嬉しそうに干支の「馬」の折り紙を作ってみせてきたりした(けど、私は干支が馬とは知らず、「ふ~ん」って言っただけだったんだけど…)。

家の中にも、常に折り紙が沢山あって、私は子供達の学校や習い事のお迎え待ち時間に、本を読むか、新聞読むか、折り紙をしていることが多いんです…(地味ね…)。バッグの中に折り紙入ってますから(苦笑)。なのに毎回同じ物を作るので決して上達はしないのよ…。


今日は息子が手裏剣作り。
蓮の花とか、飛行機とか、結構何も見ないで自分で作れる。
先週はいろんな種類の紙飛行機を作って飛ばし競争してたわ。


最後の差し込みがね、上手く行くかがポイントなんだけど…。

娘は横で切り紙してました。

別にね、「知育遊びだ!」と気合入れてやらせているわけじゃなくて、まあ日本人なんだし(子供達は半分だけど…)、面白いものが折れるかもしれないし、基本的に私の考えというのが「2つ以上のことを同時にする」なので、深夜にテレビを見ているときとか(テレビ見ながらブログ更新も常なので、誤字も多いけど…)、車の中で待っているときとか(待ちながら歌いながら折り紙折る)、何か手を動かしていないと勿体無い…気持ちになるという、貧乏性から来ているんだと思います。

ところがね、この折り紙、G&Tテストに非常に役立ってくれたようで、何が功を奏するか分からないもんだなぁ…と思いました。折り紙をやっていたら当たり前の、「右と左を折ったらこんな形」「折ったところを広げたらこんな形」「折って90度に回転させたらこんな形」「折って180度回転させたらこんな形」みたいなのがテスト問題になるみたいで、折り紙をやっていたら自然とそういう平面図の見方には慣れているので、その点とっても簡単なのです。

実際、去年はキンダー(年長)クラスで折り紙指導したんですけどね、アメリカ育ちの子供って、ビックリするくらい何にも折れないの!!したことなかったらそうなっちゃうのね。結局3ヶ所折るだけで出来る簡単な「犬」を皆に教えたんだけど、皆大喜びしてるし、先生達も感動してるし(汗)。内心「こ、こんな程度でそんな感心せんでも…。」と思ったけど、もしかして、アメリカ人の苦手分野なのか?と思ったほどです。

息子はG&Tテストを3年連続で受けていますが、3年前と内容が随分変わりました。以前はIQテストとはとても言えない、色や形を表す名前やアルファベットや数字をどれだけ理解できているかが重視されていて、それだとアメリカ人両親の間に生まれた子は有利だし、試験対策も誰でも出来たわけなんです。ちょっと先を教えてさえ入ればなんとかなる程度だったんです。

その後毎年内容が変わり、今は日本で拝見した「右脳を鍛えるドリル」とか「IQを伸ばすドリル」と書かれて売られているもの、それから有名な「七○式」のドリルがG&Tテスト内容に近いかな?と思います。

もう一つ面白いなと思ったのは、色と形と方向の3つが同時に徐々に変化していく図計の中で、「4番目にくるのはどれですか?」というものなんだけど、意外とね、テレビゲームで、あっちからもそっちからも状況が変化するのをスキャンするように見て、サッと行動に移すようなゲームに慣れている息子には、これまた有利だったんですわ。ipodのような小さなスクリーンよりもテレビやゲーセンなんかの大きめなスクリーンのほうがいいんです。じっくり一部を見るんじゃなくて、全体を総スキャニング。ピンと来るものを即答しないと、タイムリミットになっちゃうのでね。

そんなテストなので、息子がG&Tテスト受けたがるのも分かるんですけどね…。「あんなのは勉強テストじゃない!クイズテストだ!ゲームだ!」と言ってるのは、そんな由縁です。

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コメント
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