Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

冬休みに読んだお勧め本(2年生)

2015-01-02 | NYの育児・教育事情

もうすぐ冬休みも終わり。
終わりの前に、私がやってる息子のReading方法について書いておくね。

息子の本読みは、
学校から毎週持って帰ってくる5~6冊は殆ど無視し、
基本的に私が選んだ本の中から読ませてる。
(興味がありそうなものは読めばいいけど、そうじゃないほうが多いから。)
冬休みは時間があるから、特にReadingを強化できた。
先ず、本選び。

学校がその時期にフィクションかノンフィクションか、
どういう本に力を入れているのか把握できるようになっているので、それを元に選んでる。
息子の学校では、今はフィクション(小説)を読んでいるので、
それに因んでストーリー性の良い本を選ぶ。
(9月から11月中旬まではノンフィクションだった。)

最近はチャプターブックばかりで挿絵が少なくなってきているのだけど、
いってもまだ2年生なので(日本の数えでは1年生)、
もう少し、絵本(絵も文章表現も)を楽しんで欲しいという私の個人的な思いが強いため、
冬休み限定で、読み切りやすい絵本を選ぶことにした。

息子のReadingレベルに合わせ、Nレベルと、
挑戦する目的でその上のOレベル以上の絵本もいくつか選択。
特にストーリー性重視のため、
「コールデコット賞(アメリカの児童図書館協会が選ぶ、優れた子供絵本の賞)」を
受賞しているかどうかは参考にしている。(受賞していても好みじゃない本もある。)
次いで、一つレベル下のMレベルの絵本(でも受賞本)も選び、
読むのが容易い分、理解もし易いはずなので、
こういう本はWritingの題材に使う。

ということを基本的にしてる。
でもまあ、絵本に着手したのは冬休み限定でだね。

でも、絵本にしてみて気づいた利点があって、
M~Nレベルの絵本だと、
4歳児の娘の読み聞かせにも使えるの。
年齢の違う子供2人を、どう上手く纏め上げるかもポイントなもんで・・・(苦笑)。

息子のReadingレベルでとても内容の良い絵本や本があったので、
いくつか紹介しておくね。

こちら冬休み2日前ほどから読んだ本たち。


「雪の結晶」の写真を撮り続け、
生涯を雪の研究に捧げたウィルソン・ベントレーの絵本。
Reading level: N

主人公はどういう人間なのか、何故そう思ったのか、
本のどこにそれを裏付けることが書かれてあるのかという内容で
Writingが書きやすい絵本。

宿題とは関係なく、この本を読ませてWritingをさせ提出したら、
「とてもいい教材だ。」と担任が授業でも使った。

読んだ後に折り紙で雪の結晶の切り紙をしたりして、
読むだけじゃなく、
いろいろと幅が広がる絵本。



こちら、「急行・北極号」として日本語版も出ているらしい。
ReadingLevel: N

絵も素晴らしいので、ぐ~っとストーリーの中に入って行ける1冊。
主人公の気持ちの変化していく様子、
主人公にとって特別な体験や思い出とは何か、
作者が主人公に名前を付けなかった(主人公の妹には名前がある)その意図は?
などの内容で、しっかり中身を膨らませながらWritingがし易い絵本。



こちらはチャプターブック。
Reading level: N

何がTrue Giftなのか?
作者は何が言いたいのか?
この本の中で主人公の気持ちはどう変わっていったか?など、
内容が膨らませやすい本であり、
優しい気持ちになれる本。
私はいい本だと思ったんだけど、
息子はあんまり好きではなかった感じ?



ジンジャーブレッドハウスに因んで、
お菓子の家が出てくる「ヘンゼルとグレーテル」
Reading level: N

まあ日本語の本を何度も読んでいるから内容も知っているんだけど、
自分で読んでみたらいいんじゃないの?程度。
よく知ってるお話なので、Writingはさせていない。



400年以上も英国の子供達に親しまれている昔話。
Reading level: P

チャレンジのために読ませてみた絵本。
絵本とはいえLevelがPだからか、
やや時間がかかった。
Writingは好きに書かせた。



字のない、絵だけの本。
たまには気分転換にこんな本も。
Reading level:?
息子に絵を見せながらストーリーを作ってもらうが、
単に絵の説明をするだけで、
想像力の乏しさがよく分かる・・・(汗)。


 

 
こちらチャプターブックなんだけどJeremy シリーズ。

シリーズものなんだけど、4冊しかない。
Reading levelは2~3年生向けで、Nレベル。

どういうわけか、「読みやすくって面白い。」「読み始めると止まらなくなる。」と息子が嵌り、
1日1冊のペースで全部読んだ。



NYのリトルイタリーでのお話。
Reading level: M

私、読んだ後に泣いてしまった感動本。
「このクソ親父め~~!」とも言った。
お祖母さんから伝え聞いた話らしい。
カトリックのこと少しでも知っていたら、
火を灯す意味もよく分かると思う。

これ読んで、「リトルイタリーに行ってみたい。」と息子。
主人公Peppeの気持ちの変化が激しいので、
それに沿ったWritingがしやすかった絵本。



チャプターブック。
Reading level:N

チョコレート好きには堪らない、面白いストーリー。
息子が読んでる最中に、
止まらなくなって私が奪って読んだ本。
息子はチョコレート好きじゃないけど、
それでも嵌って読んでた。


 
あとはStinkシリーズのうちの、この2冊。
私はこのシリーズは読んだことないんだけどね(読む気もないけど・・・)。
子供達、特に男の子に人気よね。
Reading level: MかNかな?

読んだ本はまだ他にも10冊くらいあるんだけど、
紹介するほどではないと思うので載せないね。
コールデコット賞の本でも、
大したことない本もあるんだよ。

ここに載せた私が選んだ本は、
結構お勧めできると思う。

まあ、冬休み中なんで、
楽しく読んでくれたらいいなと思って選んでみた。

こうやってみると、結構読んでんのかな?
一応、クラスのReading Championみたいなのに選ばれたりしてるって、
息子は言ってたけど、
あまり本気で聞いてやってないな、その辺の話・・・(苦笑)。
まあ、競うために読んでるわけじゃないから、
Readingで1番とか2番とか、私も息子もあまり興味ないんだ・・・。

本の紹介はブログでときどきしていけたらなって、いつも思ってるんだけど、
本の名前忘れちゃったり、Reading levelが定かじゃなかったり。
読んだらすぐ返却するから、忘れちゃうんだよね。
全部図書館で借りてるものばかり。
メモってはいるんだけど。

一応、「デヴィッドのお母さんは、本選びがとても上手い!Writingに選ぶ本もさすが!」
と、担任に言われ、
今までに3回ほどクラスでの教材に使われてるんだ。
1年間、学校の図書ボランティアしながら、
リサーチしたからね。

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