昨日はお雛様の会でしたが、新庄に残されていた二組のお雛様、お内裏様も晴れやかな場にお目見えいただくこともできましたし、着飾ったお雛様、お内裏様のとても意義深い集いになったように思います。
女性の意識が変わり政治が変わる
意義深い会となったのは、主催者の中山さんの思いが大きかったのはもちろんですが、一番のキモとなったのは、何と言ってもエネルシアさんのお話。
僕は、20年くらい前から、時代は女性の時代だと広言してきましたが、彼女のお話から、この「令和」という時代に必ず女性宰相が誕生する、そんなことをリアルにイメージしてしまいました。
それは、お雛様の話から、令和という時代は庶民、特に女性の意識が変わり政治が変わる時代、庶民の意識がダイレクトに政治に反映するようになると。
もちろん、そこに行くまでにはきちんとした脈絡があるのですが、それは置き、、、
そもそもお雛様の前身は埴輪だと、古墳時代初期、権力者の死は多くの殉死者を必要としたが、朝廷に招かれた野見の宿祢が殉死者の代用として埴輪を作ることを献策したと。
出雲出身の野見の宿祢は、埴輪を作るために多くの土師氏を出雲から呼び寄せ、埴輪に魂を吹き込んで古墳造営に当たった。
お雛様の起源は埴輪!?
お雛様は、その埴輪が起源だと言うのです。
埴輪と同じように、災厄を人型の人形に肩代わりさせる、これは面白い!
そして、注目はお内裏様とお雛様の頭飾り、大陸では、最高権力者は男女ともに絢爛たる冠を被っていますが、日本のお雛様に見る絢爛たる冠は女性のみです。
日本の古代の人々は、女性性の本質を知悉していたがゆえに、こういう形になったのかもしれません。
書き尽くせぬほど面白い話がありましたが、野見の宿祢と出雲、お雛様の起源は出雲につながる、旧暦のひな祭りは4月5日、この場のエネルギーが女性たちに伝播し、日本を変えていくことになるかも。
何て、ロマンがあって本当に楽しい限りです。
魂の変革って、ワクワク楽しい、そんなことが大切かもしれませんね。
お雛様の会では、主催者の中山さんの日本舞踊が披露されたり、百人一首をみんなで楽しんだり、楽しい楽しい時間が過ぎていきました。