慈悲。仏さまがわたしたちへ働きかけてくださる方向に2つの方向がある。
慈はわたしたちのこころを力づけてくれるし、悲はわたしたちのこころを慰めてくれる。
慈はプラス方向である。悲はマイナス方向である。
*
慈は前進。攻めの態勢。悲は後退。守りの態勢。
仏さまが後ろに回り、人の背中を押してくれるのが慈。仏さまが人の前面に出て人を匿(かくま)ってくれるのが悲。
*
慈は与楽(よらく)。健康な人、順調な人に次々と新しい楽しみを与えてくれる。
悲は抜苦(ばっく)。病む人、不調な人を立ち止まらせて、刺さった苦しみの棘を抜いてくれる。
慈は朝の昇る太陽のように活動的だが、悲は夕べの沈む太陽のように終熄的。
*
慈は励ましと力づけ。悲はいたわりと慰め。
慈は自信と誇り。悲は自足と感謝。
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一方向だけでは、人は暮らしていけない。
笑いたいときがあって、泣きたいときがある。
慈はわたしたちのこころを力づけてくれるし、悲はわたしたちのこころを慰めてくれる。
慈はプラス方向である。悲はマイナス方向である。
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慈は前進。攻めの態勢。悲は後退。守りの態勢。
仏さまが後ろに回り、人の背中を押してくれるのが慈。仏さまが人の前面に出て人を匿(かくま)ってくれるのが悲。
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慈は与楽(よらく)。健康な人、順調な人に次々と新しい楽しみを与えてくれる。
悲は抜苦(ばっく)。病む人、不調な人を立ち止まらせて、刺さった苦しみの棘を抜いてくれる。
慈は朝の昇る太陽のように活動的だが、悲は夕べの沈む太陽のように終熄的。
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慈は励ましと力づけ。悲はいたわりと慰め。
慈は自信と誇り。悲は自足と感謝。
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一方向だけでは、人は暮らしていけない。
笑いたいときがあって、泣きたいときがある。