<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

恥じらうように小さく告白する

2017年02月21日 15時12分26秒 | Weblog

うふふうふふうふふふ。僕は忍び笑いをしてみる。もうすぐだぞ。もうすぐ春が来るぞ。まずは少年少女のような幼い春が来る。僕はこれを出迎える。少年少女が手を挙げる。小走りに走ってくる。近づいて来て僕の手の平に彼らのそれがタッチをする。それを想像していると笑いが込み上げてくる。うふふふうふ。僕は頬杖をついて口元でにんまりする。もうすぐだぞ。もうすぐだぞ。彼らを迎えに出てあげなくちゃ。そして「待っていたよ」と恥じらうように小さく告白するのだ。

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小さな春の爪先を見いつけたっ!

2017年02月21日 15時02分42秒 | Weblog

見いつけたっ! クロッカスを見いつけたっ! 庭の小径を歩いていたらそこに小さく黄色のクロッカスが。地上部には花だけを出現させて。それからもう少し先へ歩いて行くと今度は福寿草が迎えてくれた。これも地上部に黄色い淑女の花だけを見せて。まだ来た風が吹いて寒かろうに。畑の小葱は明らかに緑を深くさせている。これにも気づいた。冬の寒さに遭って縮こまっていたのが、胸襟を開いて青空を眺めている風だった。季節が動いている。敏感な草花たちが季節を我先にと感じとっているようだ。さあて、僕も外に出ていくとするか。朝の内は曇っていたのが、しだいに緩んでいまはあきらかに日射しがあたたかい。

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