相変わらずの曇り空。ぱっとしない。外に出たら寒そう。
もうすぐ友人が訪ねてくることになっている。9時50分頃と言ってたけど、まだ来ない。
朝から我が家の雑事を手伝ってくれることになっている。
家内は出掛けていない。
お昼が来たらどうしようかな。
釜揚げうどんくらいなら僕にも作って差し上げられるけど。
相変わらずの曇り空。ぱっとしない。外に出たら寒そう。
もうすぐ友人が訪ねてくることになっている。9時50分頃と言ってたけど、まだ来ない。
朝から我が家の雑事を手伝ってくれることになっている。
家内は出掛けていない。
お昼が来たらどうしようかな。
釜揚げうどんくらいなら僕にも作って差し上げられるけど。
この世の暮らしをエンジョイするために、この世を訪れているのだから、エンジョイしてたらそれでいいんだよね。
ずっとずっとそうしてたらいいんだよね。ひたすらに。
賢者のような賢い顔をしないで。愚者になって。
☆
エンジョイできない暮らしをしているのは、どこか考え方が間違っているのかも知れない。
あれこれエンジョイできるものが列べてあっても、「そんなものくらいではエンジョイできないぞ、オレ様は」などと不満を述べているけど。
そんなのが賢者じゃないよ、ね。
☆
傲慢になるからなあ。すぐに傲慢になるからなあ。
傲慢にしていないと賢者からずり落ちてしまいそうな不安に駆られるんだろうか。
傲慢になってもならなくても、そこにエンジョイできるものは列べてある。引っ込めないで列べたままにしてある。
☆
山を見てエンジョイもできる。海を見てエンジョイもできる。空を見てもエンジョイできる。星を見ても月を見ても。
そういうふうにしてある。そういうシステムが出来上がっているだけで、嬉しいはずなんだが。
なかなか嬉しがらない。エンジョイの来訪を避けている。ことさらに。
1
女竹の枝を切って、そこに小蜜柑を半分したのを、挿している。
2
目白に食べさせようと。
3
でも、目白は山を下りてこない。
4
あるいは、山にもいないのかもしれない。
5
ヒヨドリも来ない。ヒヨドリは大食漢。暴れ者。
6
来たら、短時間で食い尽くされてしまうけど。
7
雀は餌場に毎日来ている。賑やかに囀って、楽しませてくれている。雀は人家の近くにいる鳥。
8
山里暮らしのお爺さんは、雀や、ときおり山を下りてくる小鳥たちが遊び相手だ。
9
都会で暮らしている人は、こんな間延びた暮らしはしていないだろうなあ。
1
雨雲がかかっている。全体が薄暗い。降るのかな、この分じゃ。
2
スマホが伝える天気予報には雨マークはない。
3
降るのは大空の気分。抵抗はできない。
4
いや、降っても照ってもいいのだ、籠もっている老人にとっては。
5
降っているみたい、もう。軒のスレートに雨垂れの音がする。途切れ途切れだが。ぽつん、ぽつん。
6
午前8時15分、いま。朝ご飯は食べ終えた。豆腐の味噌汁と納豆ご飯だった。牛乳も飲んだ。
7
今年は、12月に入ってもなお、畑の九条葱、一本フトネギなどの根フカネギの成育が遅れている。
8
どうしたんだろう。おとぼけお爺さんは、そんな心配をしている。
9
これくらいの心配で済んでいる。めでたい。
1
死ぬんだものね、いつかは。
2
うん、ずっとずっとは生きられない。
3
物質でできている肉体の活動が小休憩小休息を取る。
4
休ませてあげなくちゃね。長いこと尽くして尽くしてくれたんだからね。
5
摩耗しない非物質の精神は、その間は大きな宇宙の精神に戻って過ごすことになる。
6
休憩休息が終わって充電が完了したら、また肉体が蘇生して、精神が戻って来て、合体して、新しい次の活動が始まる。
7
小休憩までの日々をゆっくりしてたらいいよね。うん、そうだね。
1
日の出が遅いなあ。7時を過ぎてやっと明るくなって来た。
2
気温は10℃。昨日に比べたら暖かい。エアコンなしで過ごせる。
3
象さんの耳のようなカリフラワーの大きな葉っぱが、やや揺れている。風が少しあるみたい。
4
5時から起きているから、腹が減ったなあ。ふふ、腹が減るのは生きている証拠さ。さ、朝ご飯にしよう。
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猫のAちゃんが透明ガラスの外に来て、ニャアニャア鳴いている。Aちゃんもお腹が減っているらしい。
6
新しい一日が始まった。今日は何をして遊ぼうかなあ。お爺さんは毎日毎日が休日。祝日。
7
今日は友人たちが我が家にやって来る。忘年会をするから。我が家の畑の新鮮野菜をふるまおう。