お慈悲を受けた分の100万分の1は、他者に回してあげるべきである。
今日己が受けたお慈悲が100万ある。
数えても数えきれるものではないが、概算で100万ある。
ほんとうは100万の100万倍はあろうけれども、ケチる。
すべての条件が満ちてないと、一呼吸だってできないんだからなあ。
その一呼吸を、己は一日に何回繰り返しただろう。当たり前のようにして。
他者に回す、というが、100万分の1でも、それでもなかなかできるものじゃない。
そうやってこれまでも生きて来た。回さずに、一人独占して生きて来た。
お慈悲は仏陀のお慈悲である。全宇宙の善意の実行である。
おっそろしく規模がでかいのである。
己にそれができるものではない。己の力くらいでは、できるものではない。
などと逃げる。
NHK歳末助け合い運動に加わってみた。ほんの少しだが。