早く死んだ人は飛び級をしたんだろうな、きっと。やりたいことを次々に果たし終えて。
前世でやり残していたことだけを,今生で早々と済ませてしまったということもあるだろう。
死は卒業である。(かもしれない)
普通は4年掛かって大学を卒業するのだけど、1年で単位取得をしてしまう人がいるように。
で、あっという間に地球学校の卒業を果たして、次の進化が予定される星に進んだんだろう。
仏教経典に、今回の一生を補処(ふしょ)するだけで次は仏陀となる人がいる、というようなことが書いてある。双六(すごろく)遊びの「上がり」のようなものである。
早上がりして,案外、悠々としているのかもしれない。
いろいろなケースが想定できる。
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だとすれば短命で終わった人を憐れまないですむことになる。
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そういう考え方も出来る。
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ゆっくりゆっくりという歩き方,この世の歩き方を選んだ人もいるだろう。それもそれでいいだろう。
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人それぞれにいろいろと評価が出来る。生死の評価は絶対ではない。悪い評価をするよりは良い評価をした方がいいだろう。