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沖縄旅行 No.10

2006-10-05 00:33:12 | 日記・エッセイ・コラム

 午後からも那覇空港近くの「旧海軍司令部壕跡」へ戦跡巡り。
豊見城(とみぐすく)市の高台にあり、路地が迷路のようにたくさんあり、カーナビでもわかりずらい場所なので、数年前に訪ねたときの記憶を蘇らせながら走らせた。

 ここは実際に日本海軍が指令部として使用された壕が当時のままで保存されている。
 戦後はしばらく放置されていたが、数回わたる遺骨収集の後、1970(昭和45)年に司令官長室を中心に275メートルが復元。
 他にも未公開の部分がおよそ175メートルある。
 (全部でおよそ450メートルで当時は約4000人の兵士が収容されていた)

Okinawa45  ここは司令官室。
 壁に書かれた「醜栄覆滅」文字も当時のまま。
 これは何を意味するのだろうかとネットでいくら検索しても出てきませんでした。
 昔は横文字を読むのに右から左へという読み方なので、「醜い/栄える/覆う/滅びる」の文字を拾っても、さっぱり分かりません・・・。

Okinawa42  司令官室や作戦室に近いこの部屋で、追い詰められた司令官は沖縄県民に対し、戦後特別な配慮をと最後の電文を打ち、手榴弾で自決。
 飛び散った爆弾の跡がコンクリートの壁に食い込むように残されていました。


Okinawa44 下官室の部屋。
玉砕に近い1945(昭和20)年6月頃、この部屋には兵士が余地もなく立ったままで睡眠休憩をとったといわれる。
 
 (作戦室、暗号室、医務室などの部屋に当時のイメージが描かれていた絵も付いている)
 平和について深く考えられる沖縄の戦跡巡りはこれで完了、今度の目的地は「おきなわワールド」に向かった。

コメント
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