沖縄旅行 No.10（10月5日）の続き・・・・
おきなわワールド は５，６年前の沖縄旅行で訪ねたところ。
玉泉洞（ぎょくせんどう）は１９６７（昭和４２）年に愛媛大学の学術探検隊の調査で発見されたもの。
全長５キロもあるガマ（沖縄では洞窟や壕を「ガマ」と言っている）なので、戦時中、玉泉洞に避難すれば、多くの県民が助かったに違いない。もう少し発見が早ければよかった。
窓口でチケットを購入すると、「まもなくハブ公園でハブとマングースのショーがあります」と教えられたので、真っ先にハブ公園へ。
ショーの前に巨大錦ヘビの撮影会。
ドックおじさん（父）は「ご利益ありますように」とご満悦中。
やはり、ドックおじさん（父）は自宅の庭先に出てきた毒蛇を丸腰、しかもサンダル履きのままで抹殺するなど怖いもの知らず・・・。
それでも生きているふりをしているかも知れないと、クルマに踏ませてもらおうと道路の真ん中に置くとか。
（山口の実家でも毒蛇を何匹か退治していたが、咬まれたことは皆無。敏しょう性は毒蛇よりも優っているかも）
私だったら、「さわらぬ神にタタリなし」で相手にする気はないな・・・。
ハブとマングースのショーでは決闘はなかったが、ハブが風船を割るシーンはインパクト。牙に温度を感知するセンサーがついているので、体温に近い物体は敵だと咄嗟に咬み付くらしい。
水の入っている風船は見向きしなかったけど、お湯の入っている風船だと咄嗟に咬みつき。
ここでヘビ使いが２個の風船の違いについて説明があったが、全然わからなかった。
あとでネットで調べるとそのような文言が出てきた。
ギネス級の最大ハブは２２５センチ。
標本にして飾っていますが、見ただけでも鳥肌が立ちますね・・・。
ショーケースの中のハブ。
近づいても咬もうとしないのは、ガラスで隔てているので、体温を感知しないからだろう。
まるで映画の「プレデター」みたい。
今度は玉泉洞へ。山口県の秋芳洞みたいにそんなに長くないだろうと思ったが、本当に長い。
全長５キロのうち、１キロ近くの８９０メートルあることをあらかじめ知っていれば、両親に「８９０メートルあるので、出口までは２、３０分かかるかも知れない」と話すつもりだった。
入ってから２０分のところでハン尚宮（母）が少しパニくっていた。
「秋芳洞はそんなに長くないのに、ここは長いかよ！？」
東洋で１番美しい洞窟だと言われているとおり、神秘的ですねぇ。
1ミリ成長するのに３年もかかるらしいです。
「ここで記念撮影しよう」
「そんなの構っている余裕はない！私たちのほかに誰もいなくて不気味。出口がふさがって出られなくなったらどうするの！早く出ましょう！」とハン尚宮。
入洞４０分後にやっと出口！！
「ここは入口ではなく、ずっと向こう側なのかい！？普通ならば入口から回って出口、たいていは同じところなんでしょう」と驚いていた。
出口から駐車場まではオキナワの世界を散策。
ドラゴンフルーツは実でしか見たことはないけど、このような姿で実っていました。
たくさん歩いたご褒美にもぎたての100％ジュース。
左からドラゴンフルーツ、マンゴー、シークワーサージュース。
またハブの話！？駐車場に戻る途中、ハブ酒の造酒工場があった。
お酒が大好きなドックおじさんはお土産にハブ酒を買うのだろうかと思いましたが、買う気配はありませんでした。
←ハブを酒で漬けているショーケース。見た目では不気味だからでしょうか・・・？
最後の日は首里城に近い「都ホテル」。
眼下に美しい那覇の夜景を眺められる部屋を用意してくれました。
ハン尚宮は庶民の居酒屋が苦手のようなので、ホテルの和風レストランで夕食。
和食を沖縄風にアレンジしたものでミミンガーも付いていました。
「あ、これは豚の耳たぶです」と説明すると絶対に食べてくれないだろうと思い、黙っていた。
「おや、これは何だろう？クジラでもないね？」とハン尚宮。
「豚の耳たぶ」
「そんなの食べられますか！？道理で美味しくないわけね」と残してしまった。
沖縄では肉だけではなく、足、内臓、耳までも無駄なく消費するところなので、本土には出ない料理までも出てくるわけだ。
ミミンガーをのぞく全品を平らげているのを見たウェイターいわく「ミミンガーは苦手なんですか？」（笑）
今日はたくさん歩いたせいか、本当に疲れました。いつもよりは早めに就寝。
