東京アイランド

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沖縄旅行 No.14

2006-10-11 01:00:35 | 日記・エッセイ・コラム

Okinawa63 クルマで空港までわずか20分のところの国際通りと公設市場(マチグワー)を見てから内地へ帰ることになった。
 国際通りは沖縄県の中で1番繁華街、戦争で廃墟になった那覇市の中でいち早く復興、商店街が連なるように建てられたということから「奇跡の1マイル(≒1.6キロ)」と呼ばれている。
 国際通りは地方都市とは思えないような街並みだが、公設市場への商店街に一歩踏み入れただけで異国情緒が漂ってくる。
 韓国の市場みたいに所狭しと色々な商品が陳列されている。
 内地でも買えるもの、沖縄でしか売られていないもの、海外からの輸入品だったりしてごちゃ混ぜ。

Okinawa64_1 公設市場の中だけは鮮魚・精肉・乾物などきちんとエリア分けされている。
 市場のおばちゃんも私たちは観光客だということを見抜かれたのか、「ここで魚を買えば、500円で刺身にすることができるよ、2階で召し上がれ」と手話。市場のおばちゃんって、手話をどこで覚えたのだろうか?もしかしたら、ろう者の観光客から??ちょっとビックリした。

Okinawa65 本土では見かけない、彩りの魚、形さまざまな魚、顔の皮を剥ぎ取った魚などなど・・・。
 



Okinawa66 ドックおじさん(父)が「巨大サザエ見っけ!」と興奮していた。
よく見ると、ちょっと違うような?
 夜光貝と言い、奄美大島より南の熱帯 太平洋に生息しているサザエの仲間だそうだ。

Okinawa67_1  数年前の小笠原で体験ダイビングをしたとき、「チャコ貝に手を突っ込むなどのイタズラをしないように。手を挟まれることもあります」とインストラクターからの説明があったのを思い出した。
 加工済みのチャコ貝刺身も売られていたので、まさか食べられるものとは思わなかった。

Okinawa68 そのような飾りが精肉コーナーのあちこち転がっていました。
 飾りではなく、食品としての商品。
 沖縄では、鳴き声以外はすべていただく究極の豚肉食文化。
 公設市場の2階にある食堂で、豚足の煮物(てぃびち)を食べられるが、両親は口にしないだろうと思い、勧めなかった。

 数年前の話だが、食堂のウチナーグチ(沖縄語)は外国語のようで読めなかった。
 「ラフテー」「チラガ」「てぃびち」とか。
 「この中でお勧めのを1品ください」と任せたところ、てぃびちが運ばれてきた。
 見た目では、どこの部位なのかわからなかった。
 会計のときに「ごちそうさまでした、てぃびちって、どこの部位なんですか?」
 「はい、豚の足ですよ」と返ってきたときは、内心ビックリしたが、全部食べられたのは美味しかったという証拠。

 (ラフテーは三枚肉、チラガは豚の顔皮のこと)

Okinawa69 公設市場2階の食堂もお勧めだけど、ハン尚宮(母)は調理衛生にシビアなので、近くのちゃんとしたレストラン「おきなわ屋」でランチ。
 ここのレストランも原辰徳選手が立ち寄ったときのサインも展示されていた。
 お店のお勧めは「石垣牛カレーセット」。

Okinawa70 まず、空港のカウンターでたくさんの荷物を預け、レンタカーの返却。
レンタカー屋からの送迎バスで空港に戻ると、出発まで1時間あるので、飛行機を眺められるレストランでコーヒーを飲みながら小休憩。
 真ん中は私たちの搭乗する、東京行きのジャンボ機。
 行きは、3人とも窓側の席、帰りは窓側から通路までの1列で3人の席なので、トイレに近いドックおじさんは通路側、私は真ん中、ハン尚宮は窓側。
 ドックおじさんはこのような席だと気兼ねなくトイレに行けるからと何杯かコーヒーをおかわりをしていた。(笑)

Okinawa71 スッチーさんが手話で「申し訳ございませんが、羽田到着は20分遅れまして、6時10分着陸の予定です」と知らせてくれた。
 ふと窓に目をやると、三宅島と今年の夏、行き損ねた御蔵島がハッキリ見えた。
 あわててカメラを取り出し、パチリ。
 手前は三宅島、今でも煙がモクモクと出ているのが見えますね。
 向こう側は御蔵島。どうしても行ってみたがったのに、まさか空の上で対面とは思わなかった。
 撮影したのは夕方5時30分なので、その40分後に羽田空港に着陸。
 フェリーだと6,7時間も揺らされるのに、飛行機だとわずか数分。
 しかし、三宅島空港では滑走距離が短く、ジャンボ機の発着はできないそうだ。
 いったん、東京でフェリーに乗り継がなければならず、東京の島々に住んでいる人たちにとっての沖縄は本当に遠くて大変なのかも。
 小笠原も沖縄と同じくらいの緯度にありながら、おがさわら丸で25時間半かけて東京を経由しなければならないし・・・。
 沖縄県内で最も東に位置する、北大東島南大東島も 位置の関係で小笠原諸島向けの通信衛星による電波を受信しているため、沖縄県なのに東京と同じ番組でローカル番組は見られないそうだ。
  日本地図を広げると、国内最南端は小笠原村の沖ノ鳥島(東京都と印字されている)、その位置の左上だと沖縄県。つまり、沖縄県の隣は東京都と言えるべきか微妙なところ。

 これで沖縄旅行は終わってしまいましたが、旅行の中で一番印象に残ったのはちゅらさんのガイドでした。
 地元の人しか知らない美味しい食事やお土産を買えたのは感謝!
 ありがとう~(^^♪

コメント
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