あっという間に12月!?
青ヶ島がメインで八丈島はおまけだという、今年の島旅は8月。
あれから4ヶ月過ぎてしまいました。
島旅の話はまだ終わっていないので、今日から12月だと言われてもあまり実感しません。
今でも時々青ヶ島の夢を見てしまいます。緑が生い茂る風景なので、季節は決まって「夏」のまま。
真冬の青ヶ島を体験してみたいですけど、恐ろしく船が欠航続きになるので、ますます遠のいてしまいます。
ヘリコプターを往復確保しても、グアムやソウルなどの海外格安航空券並みに高くなってしまうのがネックかな。
「ちょこ旅 小笠原&伊豆諸島 東京の島でぷち探検」(松鳥むう著)の本、雑誌「島へ。」7月号の「伊豆諸島特集」に八丈島の「古民家喫茶」が載っていたので、そこに行ってみることにしました。
駐車場はわかりづらい場所にありましたが、ユニークな看板のおかげでなんとか辿り着けました。 築100年を超える、古民家を喫茶店として開放しています。
寛げる場所は、囲炉裏のある広い板張りのお部屋。
田舎の郷愁を誘う雰囲気が好きです。 網戸もなく、吹き抜けなので、部屋の真ん中で蚊取り線香を焚いていました。そのにおいは私が山口県の日本海側に住んでいた頃の家を思い出します。
都会だと蚊取り線香はタバコと同じくすごく煙たいですが、山奥や海の近くだと以外とマッチするのは不思議。
今日から12月。蚊取り線香とは無縁な季節になってしまいましたが・・・。 時計を見ると、午前11時半。
古民家でランチにしようと思っていましたが、メニューはほとんど飲み物ばかりです。
お店の人にここでランチにしようと思っていますので、何かメニューありますか?と聞いてみました。
「うちのところは、はちみつトーストしかないので、ランチにするとしたら、近くの”いそざきえん”がお勧めですよ。八丈島の郷土料理店なので、島の食材でランチにするといいですよ。場所はわかりますか?目印は樫立(かしたて)郵便局の後ろ。看板があると思うので、それに従ってください」とご丁寧に教えてくださいました。
店員さんおすすめの郷土ドリンク。
「紫シソ葉ドリンク」。
八丈島で自生する紫のシソをドリンクにしたものです。 ほどんと明治時代の骨董品が展示されていました。
電電公社時代の黒電話もバリバリ現役。
電源いらずなので、停電のときでも通話可能。
いまどき、ジーコジーコとダイヤルを回して電話をかける人は皆無だというのに珍しいです。
「0」が1番長く、「1」は短い。
警察の110は、あわてて「1」を2回まわし、最後の「0」は気持ちを落ち着かせるためにあるらしい。
救急車の119も、「0」のとなりの「9」だ。
今の時代はプッシュなので、気持ちを落ち着かせる余裕もないかも知れません。