高尾山を中止にした代わりに奥多摩湖経由にして、湖ほとりの「小河内(おごうち)郵便局」からご当地切手に風景印で出そうと思っていましたが・・・・
交通網がマヒしてしまったため、奥多摩湖回りにすると檜原村到着時間が大幅に遅れてしまいます。
急きょ、目的地を「檜原郵便局」に変更し、あたりが暗くなりかけた4時過ぎに到着。
日本一秘境村の「青ヶ島郵便局」は新東京支店青ヶ島集配作業所が併設されているため、土、日曜日でも午前中なら風景印を押してもらえるのですが、檜原郵便局は単独になっているので、土、日曜日はお休みになってしまいます。
どうしてもその日のうちに風景印にしたがったので・・・(笑)
郵政省・郵政公社時代なら、郵便局が閉まっていても「風景印お願いします」とメモを添えながらポストに投函すると、その通り風景印を押してもらえます。
ところが今は「日本郵便」と「郵便局」に分社し、ポストの管理は日本郵便のあきる野支店になってしまい、檜原で出したのに「あきる野」の消印になってしまいます。
ゆうパックを差し出すのに、わざわざ檜原にして、5円や10円などの昭和3、40年代の古い切手ばかり。
変な郵便オタクが来た!?と思われたかも知れません・・・
手話のできる小笠原郵便局の局員さん、3年のブランクがあってもちゃっかり私のことを覚えてくれた青ヶ島郵便局の局員さんに加え、今回も檜原郵便局の局員さんも顔を覚えられたかも・・・。(3ヶ所も極端な場所の郵便局です)
数馬の里は同じ檜原村内であっても、1番端っこ。村役場からの距離はなんと18キロ先。
あきる野市と檜原村の境界はJR五日市線の終着駅、武蔵五日市駅からわずか7キロ。
境界線から2キロ先はもう檜原村の中心地になります。
「ここから檜原村」の標識を見たときは、千葉からぶっ通しで7時間も運転してきたのに、疲れが吹っ飛んでしまいました。
山道の急カーブが連続する区間も多くなり、気分的にワクワクしてしまいます。 千葉を出て8時間後、やっとたどり着きました。
和服姿の若いご夫婦がお出迎え、初めてだというのに、なんだか、昔からの知り合いだったような和やかな雰囲気がしました。
1年半年ぶりの檜原村、これから少しずつアップしていきたいと思います。