人が来るのを拒むかような山奥の秩父鉱山簡易郵便局、日本最後の秘境、青ヶ島郵便局、1週間に1回の船便でないと行けない母島簡易郵便局などなど・・・全国津々浦々にあるはずなのに、檜原村内は「檜原郵便局」の1つしかありません。
檜原村といっても、郵便局のあるところは五日市寄り。
数馬はおよそ20キロ先なので、もう1つの郵便局があれば便利かな。
たとえば、数馬の住民が荷物を送るのにわざわざ20キロ先の檜原郵便局に出向かなければならないし、自宅まで取りに来てくれる集配サービスを頼むとしたら、およそ30キロ先(東京~国分寺、東京~海浜幕張までとほぼ同じ距離)のあきる野支店に依頼をしなければならない。
自宅までの集配サービスは送料に100円加算されますが、30キロ先からわざわざ取りに来てくれるのに採算があわないような・・・。
民営化前の檜原郵便局は集配や配達を受け持つ普通局だったので、そのほうがよかったかも知れません。
風景印と丸型印。
自分宛ての実逓便です。
奥多摩湖畔にある小河内郵便局の風景印を奥多摩湖の切手に押してもらうところが・・・・寄れる時間がなく檜原にしてしまいました。
印影は神戸岩(かのといわ)と秋川渓谷での釣りになっています。
丸型印は昔ながらの金属印でした。
局名の入っているポスト型ゆうびんはがき。
全国どこでも郵便局(簡易局は除く)のカウンターに常備しており、これを収集しているコレクターもいるみたいですが、私の場合は旅の記念にゲットしてしまいます。
村役場の隣とはいえ、同じ建物なので「檜原村役場内郵便局」に改称してもよいかも知れませんが、村内で唯一なので、「檜原」だけでも妥当かと思われます。