激しい振幅、どころか振幅をストップしてしまうと・・・最近の自分の行いを分析してみると、公的な部分はただただ一生懸命だが、家庭での日課-例えばピアノ練習、スペイン語のInternet 学習、短いエッセイを書く-等、すべての活動が「呆け防止」という感じだ。そのうえ、どれも能率が上がらず、40分ぐらいしか座っていられない日が少なくない。無意味な行動をしている気分に陥る日もある。特に書くことが億劫になってきており危機感を持ち始めた昨今、自分を叱咤激励する。自分を鼓舞して明るく振舞いつつ、自分なりの心身活性化活動を重ねているが-大学で教えるのはその一環だ-集中力の低下は防げるのだろうか。
惰性で歳を重ねる人と努力する人とでは余生に違いが生じるだろう、という勝手な仮説をたて、努力を重ねる日々だが、余生の減少に比例して心の葛藤や危機感は増大していくのかもしれない。「危機感」と「これでよし!」との間を振れる胸の振り子の振幅の激しさに戸惑う年頃なのかも知れない。(彩の渦輪)